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見えないものをカタチにするワークショップday8:「にっぽん二律背反」 〜日本の「いいね」「ざんねん」〜

今回は、世界の中の日本について考え、表現するワークショップです。世界各国の人が「自分の国が他の国の人からどう見られているか」を語る動画を見て、日本のいいところ、悪いところを洗い出し、二律背反の例を考えます。日本を産地とするさまざまな木の木片を使い、立体的なコラージュを作ります。

ワークショップのレシピ

(1)イメージのインプット
動画を見る https://youtu.be/OWacuodXoac
二律背反とは https://www.weblio.jp/content/二律背反

(2)日本の二律背反の例を考える
日本のいいところ、残念なところを「日本は~~なのに~~」という文章で表す。

(3)「にっぽん二律背反」の構成
好きな木のカードを選び、二律背反のイメージを、木のパーツで立体的にコラージュする。
 
(4) プレゼンテーションを行う

作業中の様子

木片の選択に迷います

みんなの成果物

■日本は校則でメイク禁止 なのに 社会に出たらメイクすることがマナーとされる by HT

メイクするのがマイナーだったのに、メイクするのがメジャーになる


■中立的な意見が多い なのに 紅白やパンダが好き by YT

パンダと中立を対比させると「日本」という文字になる


■自然が多い なのに みんな都市に住む by YK

都市と平野を道路がつなぐ


■文化の幅が広い なのに 家が狭い by HN

家が狭く混沌としている


■手先の器用さを活かした伝統の服がある なのに 高い、動きにくい、暑いのでなかなか着ない by TM

着物の伝統技術の緻密さと洋服の動きやすさの対比


■フレキシブルな住居だった なのに 洋風化して狭く固定化された by NY

和室は障子やふすまは可動式で簡単に動かせる 洋室は固定的で動かしにくい


■最先端技術がある なのに 企業努力を求められる by RS

だから小さくまとまってしまう

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