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社会人2年目でキャリアチェンジします!②活動詳細

「ありたい姿」と「やりたいこと」

こうして転職活動を始めたわけですが、実は具体的な「やりたいこと」というのはボンヤリしていました。

前回のnoteで「リーダー的立ち位置で主導権や責任を持って物事を推し進めていきたい」という「ありたい姿」は比較的定まっているものの、それを実現するための職種や業界は具体的に何がいいのか、あまりはっきりしませんでした。。

ただ、闇雲にやるのも良くないと思い、色々調べていく中で業界を3つに絞って見ていくことに。

1つ目は「電池メーカー」「完成車メーカー」(早速ビジネスサイドではありませんが、、)

現職で二次電池部材の開発に携わっているため、経験を活かせるかなと感じたのが一点。

さらに、ビジネス的な特性として、電池部材メーカーは得意先の二次電池の設計やそれに伴う最終製品(電子デバイスやEV)の設計に携わることがほとんどできない上、この最終製品の需要・生産や開発方針に左右されて部材の生産や開発が行われるため、非常に自由度が低いのです。。

そのため、他の様々な電池部材も含めて多くのサプライヤーと関わりながら設計や生産を進めることができるポジションとして下流へ転職することで、「マネジメント」という意味合いではその不満が解決されるのではないかと考えました。

2つ目は「コンサルティング」

クライアントの課題を解決するために、プロジェクトをまとめながら推し進めていく業務と考え、自分の望む方向性と合っていると考えました。

また、現職と違い実力主義の風土が強いため、努力と技量次第では早いうちから責任あるポジションを任される可能性も魅力的でした。

3つ目は「ベンチャー」

小規模、少数精鋭で事業を動かすため、物理的に個々の責任が大きいところ、さらにあらゆる仕事を担う中でマネジメント的立場に携わることもかなり多いのではと考えました。

また、ベンチャーならではの熱がありつつもアットホームな雰囲気、という点も相性がよさそうに感じており、部活動におけるチームメイトのような深い人間関係も形成できるのではと考えました。

各業界とエージェント

この3つの業界を軸にエージェントさんに相談しながら、まずは会社紹介の面談や面接等の活動を進めることとしました。

振り返ると、紆余曲折をしながらの活動になっていたなあと思います。。

電池メーカー、完成車メーカー

主に利用したエージェントは「メイテックネクスト」

製造業に強く、大手から中小まで幅広くカバーしている転職エージェントです。

色々企業を見ていく中、電池メーカーは設計が最終製品に依存するという特徴に気づき、現職と大きく立場が変わる見込みがないと考えてボツ。

一方完成車メーカーについては、ある大手日系完成車メーカーの技術を重視する社風と情熱的・野心的な風土に惹かれ、研究開発職で選考を受けることに。

書類や適性検査、一次面接を通過し、「話の雰囲気からするとそれなりに手応えがありそう」「自分に合いそうな仕事や雰囲気がありそう!」と感じたのですが、最終選考で残念ながら落ちてしまうという結果に、、

今振り返ると、現職と同じ職種で今後も非常にこだわり強くやっていきたい、という意思は正直なく、面接では素直に「研究開発に限らず将来的には経営企画など他の業務も担っていきたい」と答えていました。

最終面接では「ほんとにあなたはここで定着して働いてくれるのか」という部分を見られており、その点で自分の志向性とミスマッチが生じたのかなと分析しています。

コンサルティング

主に「リクルートエージェント」経由で情報収集しましたが、実はメーカー業界ほど意気込んで活動することができませんでした、、(理由は後ほど)

そんな中、ある外資系戦略コンサルファームの一次面接を受け、大きな挫折を味わうことに。。(詳しくは以下note)

完全に準備不足で面接に挑んだため、志望動機やフェルミ推定などの受け答えが散々、、と同時に、自分の視座の低さにも気付かされる機会にもなり、自己嫌悪に陥りました。

振り返ると、意気込んで活動することができなかったのは、コンサル業界に対して自分が感じている「クールな風土で人間関係も希薄」「ロジック一辺倒で仕事を進めている」「現場の声を大事に進めない」というネガティブなイメージが原因なのかなと思います。

友人や数人のエージェントに聞いてみると「そういう場面もあるものだ」という受け答えではあったのですが、「コンサルはそういう文化だ」という考えのもとで業界を見ることに疑問を持っていて、「決してそういう会社ばかりではないのではないか」と考えました。

やはり人と人との仕事なので、そこにはロジックを超えて感情の乗った対話を通じて現実的なソリューションが提供されているものなのではないか。
さらに、ホットな人間関係を構築して互いの人間性を尊重しながら仕事に励んでいる社風を実現できるものではないのか。

そういうコンサルティングの方針や、強いコミットメントをしていく会社もあるのでは、と考え、その後「Liiga」「ビズリーチ」等でエージェントさんや企業の担当者さんと直接話しながら情報収集していきました。

(次回に続く)


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