社会人2年目でキャリアチェンジします!③転職先の決め手

ベンチャー

さまざまなサイトやエージェントから情報収集をする中で、ベンチャー企業に接する機会もちょこちょこありました。

そんな中、あるエージェントさんに前回の記事で記したコンサル業界に関する相談をぶつけてみました。

この頃かなり方向性に悩みが生じていた時期であったと思います。

(コンサル業界に対するイメージ)
「クールな風土で人間関係も希薄」「ロジック一辺倒で仕事を進めている」「現場の声を大事に進めない」
→「そういう場面もあるものだ」という周囲の回答が大半
→自分自身は「コンサルはそういう文化だ」という考えのもとで業界を見ることに疑問
・人と人との仕事なので、そこにはロジックを超えて感情の乗った対話を通じて現実的なソリューションが提供されているものなのではないか。
・ホットな人間関係を構築して互いの人間性を尊重しながら仕事に励んでいる社風を実現できるものではないのか。

素直に自分の考えをエージェントさんにぶつけると、ある企業を紹介してくださりました。

それは、エージェントさんが大学生時代からの友達がベンチャーの経営者であり、現在コンサル事業を運営しているとのこと。

「企業によって文化が違う中で、この会社なら希望を満たせるのではないか」と考えてくださり、なんといきなり社長との面談を設けてくださることとなりました。

そんな簡単に機会いただいて良いものか、自分がまともに話ができるのだろうか、、と不安になりましたが、「これも何かのご縁、掴めるチャンスは掴もう!」と気持ちを切り替え、面談に挑むことに。

実際に社長面談は多少緊張しましたが、カジュアルに会社の内容を紹介してくださっただけでなく、双方のキャリアに対する考え方や社会に対する考え方を共有する非常に有意義な機会にもなりました。

今振り返っても、自分にとってこの社長面談は印象的であり、採用される側とする側という関係を超えて、一人の社会人として向き合い本音で会話することができました。

社長と直接話して会社を知ることができる、というのはベンチャーならではですよね。

その後、エージェント経由で「面接にぜひ進んでいただきたい」とのオファーをいただき、私も理念や事業に興味を持ち始めていたため、面接に進むことに。

偶然にも、副社長が担当(通常は人事部部長が担当するところ)してくださったのですが、この方とも会話が弾み、キャリアの方向性としても理解してくださり、選考を通過。

嬉しいと思ったのも束の間、なんと驚きの事態に陥ります。

次は改めて社長との最終面接、、かと思いきや、、、「社長面談で代替」とのことで内定を獲得してしまったのです。。!

会社についてまだまだ詳しく知る部分が少ないにも関わらず、スルスルと事が進み過ぎている、、と思い、不安な気持ちになってしまいました。

そこでエージェントさんにお願いして、現場で働く「自分と同世代くらいの中途メンバー」の2人と話す機会を設けていただきました(これもベンチャーならではだと思います)。

入社に際して知りたいことを洗いざらいお聞きするとともに、双方のキャリア観を共有する非常に有意義な機会になり、入社先への不安を払拭する事ができました。

一方、現職を早くにも離れることになるという不安も少しありました。

現に年次が上がった事もあり、様々な仕事に携わることができていたためそれなりの充実感がありました。

しかし、長期的なキャリアとして今一度見直した時、次の入社先での経験あの方が今後の自分の人生のためになる&役に立つ、と考え直し、思い切って現職から離れる勇気を持つ事ができました。

そしてついに、入社承諾書を提出し、転職先が正式に決定することとなりました。。!

ということで、結果的に転職先が決まるのはあっという間でしたが、
外の世界への興味&歩みたいキャリアとのギャップから転職活動をしたことで、知らない世界を知ったり、少しだけ紆余曲折を経たり、様々な人と出会ったりすることができました。

そんな中で、「どんなキャリアを歩みたいか」「どんな自分でありたいか」について、自身と向き合って考えを巡らしてきたことが今につながっているな、と実感しています。

これからどんなキャリアになっていくか分かりませんし、今の時点で自分の思い描く通りの未来がやってくるとは限りません。

しかし、そのキャリアを自分の望むようにできるのも自分、ダメなようにするのも自分であり、自分の思考や行動次第でそのキャリアを自分にとっての正解にすることが大事だと思います。

転職先が決定したことはゴールではなくむしろスタート。

改めて今後の人生に向けて、日々行動を積み重ねていくよう、人生を突き進めて行けたらいいなと思います!

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