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【読書メモ(Audible)】神さまとのおしゃべりーあなたの常識は、誰かの非常識ー

タイトルの通り、著者である「さとうみつろう」氏が「神さま」とのおしゃべりで会話が進んでいく。自己啓発、哲学、スピリチュアルなどが混在したような内容だ。氏は何かにつけて、「自分は幸せじゃない」と言い続けるが、その度に「神さま」は、本当は幸せであるという教えを諭す。ラフな言葉遣いの会話形式で話が進行していくのでAudibleと相性がいい。2021年5月3日までAudibleで無料で聴けるので、筋トレやランニング時などにどうぞ。ランニング時に3倍速で聴き流した際、印象に残ったことをメモしておく。


・願ったことは全て叶っている(発想の転換とはいえ、詭弁に思える点もあるが)。

・「幸せになりたい」ではなく、「幸せになった」状態を具体的に想像する。好きな方向をちゃんと想像すること。

・幸せになりたいということは、自分が幸せでないことを認めているということ。自分が不幸になってようやく、自分が幸せだったことに気づく。(これはデール・カーネギーの「道は開ける」に通じる内容である。)

・答えがどちらでも良いから悩む。悩むということは、どちらを選んでも正解で、どちらを選んでも幸せになれる。

・物事をどう解釈するか、何を信じるかは自分次第。そして信じる物事で世の中は変わってくる。

・叶わないものがあるから人生は楽しい。

・ネガティブなことを考えることが悪いのではない。ネガティブなことを考えたことを、悪いことだと考えることが悪い。


先日、セント・オブ・ウーマン 夢の香りという映画を見た。クライマックスのシーンで、アル・パチーノ演じる盲目の退役軍人が、学生たちの前で言った言葉を、本著を聴いていて思い出した。

これまで何度も人生の選択があった。私はいつもどれが正しい選択かわかっていた。私が選ばなかったほうだ。それが困難な選択だったからだ。

人間はどうしても楽な方へと流されてしまう。「悩んだときはどちらを選んでも正解だ」と本著では述べられていたが、「悩んだときは、困難な方を選ぶこと」が王道なんだろうなと感じた。

※写真はAudibleを聴きながらランニングを終えた後の食事で、本書とは関係ありません。笑




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