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化学療法副作用シリーズ

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乳がん治療に関する抗がん剤の副作用について、患者としてもらったパンフレットや、看護系書籍や資料を参考に、実体験も含めてできるだけわかりやすくまとめていきたいと思います。
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#看護師

性機能に関する影響

がん薬物療法を受けると、性機能や性生活に影響を及ぼすことがあります。 症状や症状が現れる…

3

月経周期の乱れ、不妊

抗がん剤が卵巣に障害を与え、閉経前の方は、月経周期が乱れたり閉経状態になることがあります…

2

爪の変化

抗がん剤は、爪をつくる細胞にも障害を引き起こします。 爪が黒く変色したり、ひどい場合には…

4

むくみ(浮腫)

ドセタキセルの特徴的な副作用として「むくみ」があります。 体重が増えたり、顔や足がパンパ…

3

皮膚の症状

【皮膚の症状(発疹・皮膚炎・変色・手足症候群)】 手足や顔面、あるいは全身に、発疹(ブツ…

6

口内炎

抗がん剤の作用により、口腔粘膜の細胞が障害をうけ、口腔内がおこりやすくなります。口内炎が…

6

味覚障害

味覚障害 がん薬物療法により、「味がわからない」「味がうすい」など、味覚や臭覚が変化して、食事がとりにくくなることがあります。 ほとんどが一時的なもので、治療が終われば元に戻ります。 【味覚障害の種類】 味覚減退:食物の味が薄く感じる 味覚消失:味が全くわからない 自発性異常味覚:何も食べていないのに、いつも苦い味がする 悪味症:食物が何とも表現できない嫌な味になる 異味症:食べ物や飲み物が本来の味と異なる味がする 【ケアのポイント】 ・うがいやあめで、口の中の乾燥を抑え

神経毒性(しびれ、筋肉痛)

がん薬物療法により、末梢神経が障害され、しびれが起こることがあります。 また筋肉や関節が…

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倦怠感

疲れやすい、だるい、からだが重いと感じることが多くなります。 これは一時的なことですから…

7

ラストケモ

※この記事は2019年4月22日のブログです。 無事に最後のTC療法を終えました! いつものこと…

3

脱毛

抗がん剤は毛髪を作る細胞にも影響を与えてしまいます。そのため、治療を始めると髪の毛が抜け…

4

骨髄抑制

抗がん剤の治療では、骨髄中の血液をつくる気候が障害されて、血液の中の白血球、赤血球、血小…

7

吐き気・嘔吐・食欲不振

むかむかするような吐き気を感じたり、実際に吐いてしまったり、あるいは食欲がなくなるなど、…

4

アレルギー(TC療法パンフレット)

※病院でもらったエーザイ株式会社のパンフレットを参考にしています。 【アレルギーについて】 お薬の点滴中にアレルギー症状が起こることがあり、多くの場合点滴を開始してから10分以内に起こります。 ・息苦しい ・胸が苦しい、痛い ・心臓がドキドキする ・皮膚に発疹が出る ・体がかゆい このような症状を感じたときには、すぐに医師や看護師、薬剤師に知らせましょう。 まだ大丈夫かな?と自己判断で様子を見たり我慢したりせずに、早めにお知らせください。 また今までに強いアレルギー症状を