【行政書士独学合格シリーズ#001】行政書士試験合格に必要な勉強時間は500時間から1000時間は本当?行政書士勉強の第一歩
こんにちは。アモン先生です。
行政書士試験は国家資格の中でもっとも簡単とも言われていますが、それでも予備校の発表では合格するためには500時間~1000時間程度が必要だと言われています。
これは本当に正しい数値なのでしょうか。
行政書士試験は1.5回の合格が平均値だと言われています。
1年で1000時間勉強すると仮定すると、1500時間程度が平均で合格のために必要な勉強時間になるのではないでしょうか。
そう考えると各予備校が謳っている短期合格(3ヶ月で合格)は物理的には厳しいことかと分かっていただけると思います。
ただ、私も自身で行政書士試験を分析していて思ったのですが、6ヶ月あれば合格率9割近くまで学力を向上させることは可能です。
実際に、本試験(本番)では一般教養や記述式等の"運”は絡むのですが、それでも安定して180点以上。200点近くの点数が取ることができるようになります。
ついつい、人間は楽をしたくなる生き物です。
勉強方法は千差万別ですが、効率よく学習すれば、600時間程度で合格に必要な学力や知識は身につけることができるのです。
個人的におすすめの勉強方法と勉強時間
まったくの法律初学者が行政書士試験に受験する場合、7月から勉強を開始しても合格率70%前後までいけます。つまりは、ワンチャンスあります。
その代わり、条件としては自身の可処分時間(勉強できる時間)をすべて勉強にささげてください。
定量的な話をすると、平日は勉強時間3時間。休日は5時間は最低限確保が必要です。月に換算すると約110時間~150時間程度でしょうか。
もちろん、天才的に頭脳が良い方や、暗記がめちゃくちゃ得意な人は勉強時間は減るかもしれませんが、最低限これくらいの勉強時間は確保していてほしいと思います。
効率が大事なことは間違いないのですが、行政書士試験においては、まずは法律に慣れる必要があるので、最初が特にしんどい。
勉強が楽しくなるためには、最初の100時間ほどは新しいことをどんどん学ぶ必要がありますので、いかに最初のアウトプットを楽しみながら早く回せるかが肝になってきます。
最初はとにかくテキストを一周する
まずは問題集から解く勉強法もあるのですが、合格するためには各論点を理解が必要です。そのためにテキストを読んでください。
※それをすっ飛ばして合格する裏技もあるのですが、今回は割愛します。
最初のGOALは各論点を説明ができるレベルにすることです。
「民法の代理」について話をすると、どういった目的で代理ができるのか。法定代理・任意代理に分類されます。無権代理があって、代理人が暴走したようなケースがあることを把握して下さい。
細かい条件や数値の暗記は後回し。まずはどういった論点で、どっちが勝ちなのか。(法的に保護されるのか。)を把握しましょう。
論点を把握して概要を抑えることで、問題の4割は解く事ができるようになります。
既に学習が進んでいて、どうしても点数が伸びない。伸び悩みを感じている人はぜひとも各論点の概要を学び直して下さい。
条文の暗記(細かい数値や条件の暗記)は最後です。
論点を把握できていないから点数が伸びないのです。
今回は、行政書士試験合格のために勉強時間と勉強の仕方を紹介しました。また明日も記事を更新します。ぜひとも見てくださいね。
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