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「熱い血潮がたぎる」・・・渡辺宙明追悼コンサート。


子供の頃に燃え上がった心のときめきは、簡単に湧き上がり、鼓動を早くする。

渡辺宙明さんは、マジンガーZ、宇宙刑事ギャバンをはじめとする
特撮・アニメ系音楽を数多く作って来られた大作曲家だ。
その渡辺宙明さんが今年6月96歳で亡くなられた。
その追悼コンサートが、NHKホールで行われた。

出演は、ささきいさおさん、堀江美都子さん、串田アキラさんという昭和アニメソング界のレジェンドたち。司会に中川翔子さんが花を添えていた。
唯一「アニキ」こと水木一郎さんが体調不良のため出演できなかったことが残念だった。元気に復活されることをお祈りしたい。


指揮は長男の渡辺俊幸さんで、フルオーケストラにエレキギター、シンセサイザー、ドラムセットまで入った豪華な布陣だった。

満員の会場は、追悼記念に展示されている楽譜やシナリオを見るために長蛇の列ができるなど、熱い熱気に包まれていた。

もはや何かを言うまでもない、多くを語る必要ない。燃えた。久しぶりに燃えた。

なので、ちょっと裏話を。

実は今回、前売チケットを別々のチケット予約サイトでダブって予約してしまい、それが発覚したのが公演の二日前という失敗をやらかしていたのだ。

「明後日の夜なんだけど暇?」

と思いつくだけのオタク友達に電話を掛けたが、さすがに急すぎて
誰も空いてない。

「仕方ない、チケット屋にでも下取りに出すか、十分の一くらいになっちゃうんだよな・・・」

と諦めかけて、最後に掛けた相手がOKだった。

昔からの友人の特撮監督で、たまたま空いていたのだ。
早速ホールの受付で待ち合わせて、鑑賞。

彼は余りライブコンサートには来たことが無かったらしく、
「ライブはやっぱり良い」と感慨ひとしおのようだった。

会場にはマジンガーZの原作者である永井豪さんも来られていて
元気な姿を見せていた。

追悼の気持ちと共に、熱く元気な思いよ、天まで届けと言わんばかりの盛り上がった2時間であった。

もちろん、終演後も興奮冷めやらず、当然のようにオタク話に花が咲いた。
ご冥福をお祈りし、熱い思いを胸に刻んだ。

           おわり


*すみません。本当にただの感想になってしまいました。
昔の子供たちと、これから大人になる人達、そして今頑張っている大人たちがみんな平和で幸福でありますように・・・。


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