基礎コーチング理論と実践的コーチングスキル
サッカーの指導者にとって永遠の課題でありテーマとなるのが『コーチング』である。コーチングは生き物なので良いコーチングができる日もあれば、「今日の練習は微妙だったな」なんて日もある。
練習の最中やコーチングで選手に何かを伝える時、あるいはチーム全体に何かを落とし込みたい時に常にぶつかるのが「どうやって教えればいいか」という問題だ。
特によく現場でも見かけるのが、たくさんサッカーを勉強していて知識も豊富な指導者だけど、いまいちその知識をチームに還元できていないという問題だ。せっかく学んだことを現場にもたらすことができなければただの"頭でっかち"になってしまうので、教えるコツは押さえておきたい。
そこで今回は『基礎コーチング理論と実践的コーチングスキル』についてまとめていく。単なるコーチングのセオリーだけでなく、現場で押さえておきたいポイントにもまとめていくので、自身のコーチングと照らし合わせてみたり、立ち返るのに役に立つ記事になるはずだ。
ここから先は
8,886字
/
17画像
この記事が参加している募集
もし宜しければサポートをよろしくお願いします! サポートしていただいたお金はサッカーの知識の向上及び、今後の指導者活動を行うために使わせていただきます。