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究極の雑学が身につく方法


こんばんは。愛を知る県、愛知県の佐藤嘉洋です。さて私は、2019年から講演会を開催し続けています。

武田邦彦先生との出会い

プロキックボクサー晩年に武田邦彦先生と出会いました。引退後から大変懇意にしていただき、たくさんのご縁をいただいております。ありがとうございます。

その出会いの場が、名古屋伏見の老舗『中国菜館桃の花本店』でした。「佐藤ちゃんをまた表舞台に出そう!」と同席してくれたオーナーが協賛してくださり、今に至ります。

何か可能性を感じていただけるということは大変有り難いことです。おかげさまで本当に訳のわからない人生になりました。まさかプロキックボクサーから辞書&書道気狂いになるとは!

あるときから、武田先生の定期懇親会で小話をすることになりました。それが好評を得て、桃の花presents佐藤嘉洋のトロくさい講演会が発足しました。

この講演会は隔月開催なので、同じ話はあまりできません。ネタを考えるのは大変ですが、辞書の旅の積み重ねのおかげで継続できています。辞書にはほとんどの言葉が載っていますから、究極の雑学が身につきます。

奇妙な期間だったコロナ禍も、延期はあったものの中止にはしませんでした。友人知人が次回を楽しみにしてくれたからです。これまでの参加者、関係者の皆さまに大変感謝しております。ありがとうございます!

講演で新たな知見を得ることもあります。たとえば2020年9月の『都合のいい禅』では、会を開いたからこそ話も繋がりました。


静岡県で初開催

【 「く」だからグラビアも出てくる。私は逃さない 】

4月には愛知県外からの参加者の厚意で松永製餡所presentsとして、静岡県で初開催しました。またやってくれるそうです。ブルート通信で静岡特集をやる日もそう遠くはなさそう(笑)

出張講演の冒頭は、キックボクシングの世界チャンピオンになった経験談にしました。

そして辞書の旅です。これをやれば自分の才能や興味がわかります。1Pをすべて読み、その中から1語は必ず書き出さなくてはならないからです。適当なのがなくても、絶対に選ばなければなりません。このルールによって、辞書の旅は俄然面白くなります。

1P進むごとに違う言葉が出てくるので、新たな知見は否が応でも積み重なります。普段何気なく使っていた言葉の意味を改めて読むと、目から鱗の情報がわんさかと見つかります。

この流れで、広辞苑第7版「く」の名言や面白い言葉たちを発表しました。空海、空即是色、苦言とクレーマー、首の皮一枚、とかね。

今号でもやりますが、辞書の旅と書道特集もやりました。51音順に3冊の辞書を読み比べ、書き比べます。今回の「く」では「悔しい」を追究。

新明解、明鏡、広辞苑の語釈から『悔しさの詩』が生まれました。今号にも16Pから掲載しています。ぜひご覧ください。悔しさは、ニーチェのルサンチマンの思想にも繋がりますね。

【 広辞苑の悔しい / Guwashi 2024 】
【 悔しさの詩 / Guwashi 】

「悔しい」のイラストたちも、いい感じになりました。

悔しい気持ちは人を成長させる向上心。悔しいと感じているうちは真に負けていません。

生きている限り勝負は避けられません。他人と戦うこともあれば、一番の敵が自分になることもあるでしょう。人生は勝負の連続です。

記念すべき30回目

トロくさい講演会も、ついに30回目を迎えます。人生に役立ちそうな名言や面白い言葉がきっと見つかります。もしよかったらぜひご予約ください。詳細は10Pの桃の花の広告にて。

と、その前に、なにとぞグルメ紀行、名古屋おいしい焼肉特集をお楽しみください。それではライターの、なにとぞ君、よろしく。