パートナーとハモれるか

今日、妻と一緒に娘の顔を見ていたとき、娘の表情から娘の感情を言葉にしていたのですが、それが偶然にも妻と何度もハモりました。
一度や二度だけじゃなく何度もハモったので、お互いに「2人とも〇〇(娘)のことわかりすぎじゃない?笑」と言って笑っていました。
それだけ娘の表情が豊かでわかりやすいということは間違いないのですが、それにしてもこんなにハモるものなのかと。

皆さんだったら子どもが笑っているのを見てなんと言いますか?
「笑ってるー!」とか「楽しいねー!」とか、別の言葉を思い浮かべた人もいると思います。
私たちの場合、「ニコニコ!」という言葉でハモりました。
笑っているという状況をなんと言って表現するかは人それぞれですし、その時々によっても違うと思います。
それが何度も完全に一致することは偶然ではないように感じました。

そこで思ったことは、普段からどれだけお互いの価値観のすり合わせができているか、つまり、どれだけお互いの言葉に耳を傾けて会話することができているかということでした。


私の妻は本当に素敵な人です。
なぜかというと、私の話をたくさん聞いてくれるからです。
そして、誰よりも共感してくれます。

私は単純なので、自分に興味を持ってくれる人には興味が湧きます。
ですから、自分の話を聞いて共感してくれる妻の話は聞こう、聞きたいと思います。
妻が私の話を聞き、共感することを欠かさずに接してくれたことによって、私も妻の話を聞くようになり、お互いに相手のことに対して興味津々である関係を築くことができていました。

今日一日でどんなことがあったか、それをどう感じたのか、どんなことを考えていたのか、など。
口数がとても多いわけではないと思いますが、意識せずとも自然とそういった会話が生まれます。
そして、無意識のうちにお互いが発した言葉を記憶しているのだと思います。
こうした無意識でのやり取りは夫婦のボキャブラリー更新作業だと言えるでしょう。

バックグラウンドでの夫婦のボキャブラリー更新作業の質と頻度が高ければ高いほど、夫婦のすれ違いが減ることになるのだと思います。

この更新作業が良好に行われていることを確認するのは、とても難しいことです。
しかし、私たちの場合は更新作業、つまり価値観のすり合わせがちゃんと行われていることが、娘の感情をハモるという形で現れたのです。

いくつも解釈が存在するであろう状況を見て、パートナーと同じことを考えられるか。
パートナーとハモることができるか。

これが夫婦のコミュニケーションが上手く行われているかどうかを確認する1つの方法だと言えそうです。


皆さんは大切な人とどれだけハモったことがありますか?

思い返してみて、自身の人間関係を見直すきっかけにしていただければ幸いです。

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