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【映画】究極の武器を手にしたら…!?【イエスタデイ】

どうも、ポケモンの初代御三家はフシギダネ派のぐっさんです。

今回ご紹介する映画は、「こんな〇〇な世界だったら」という世界観を絶妙に表現した作品『イエスタデイ』という映画です。
「ポケモンがいる世界だったら」
「動物と喋れる世界だったら」
「タイムスリップができる世界だったら」
…。
妄想を語り出したら止まりません。
皆さんも、少なからず1度は妄想したことがあるのではないでしょうか。

「もし、ビートルズを自分以外知らなかったら」。
そんな世界だったらあなたはどうしますか?

では、紹介していきます!

■あらすじ

売れないミュージシャンのジャックはマネージャーを務める幼なじみの親友・エリーに支えられながら、細々と音楽活動を続けていた。ある日、フェスに呼ばれるも歌えた舞台は隅っこの小さいテント。そこで現実に打ちひしがれ、ミュージシャンの夢を諦めることをエリーに告げる。
その帰り道。世界中で瞬間的な停電が起こり、自転車で返っていたジャックはバスに衝突して昏睡状態に陥ってしまう。
治療を受け、目を覚ますと、誰もが知っているはずのビートルズを誰も知らない世界になっていた。諦めたはずのミュージシャンとしての夢。そんな彼の夢をビートルズの名曲たちが叶えていく。自分の曲ではないビートルズの曲を歌い、大スターへの階段を登っていくジャック。
次第に自分の曲ではない歌で売れていくことへ罪悪感を抱くようになったジャック。最後にジャックが下した決断とは。

■究極の武器!

冴えない売れないミュージシャンのジャックが手にしたのは、「誰も知らないビートルズの名曲たち」という究極の武器。
その究極の武器を手にした時に、僕だったら確実に「いつか世界がビートルズを思い出したら…」ということを考えて使うことを躊躇してしまうだろうな、と思いました。
しかし、ジャックはこの究極の武器を実際に使って、どんどん有名になっていき名声を手にするわけです。

そんな中で、ついにバレたか…!!と、ドキドキするようなシーンも。
ビートルズのことを知っているという老夫婦がジャックの元を訪れるのですが、その二人は彼を訴えるどころか「ビートルズをこの世に残してくれてありがとう!」と感謝する。
なぜ、この二人だけビートルズを知っていた、とかビートルズの他にも、Coca Colaが忘れられていたり、この辺の設定は"ざっくり"なんですけど、そんな設定もこの作品の面白みの一つ。

学生のころ、数学を学びながら新しい公式を目の前にして「なんでこうなんだろう、と考えないこと!」と自分に言い聞かせていたことを思い出しました。そういう設定だから!と割り切ってみることが、この映画をみるためのポイントかな、と。

■編集後記

今回は「学び」というよりは、単純に「面白かったなー」というような作品でした。たまにはそんな映画の見方もいいですよね。

ちなみに、最初の「ポケモンがいる世界だったら」を想像した時に絶対手に入れたいポケモンはウインディです。
車や電車じゃなく、ウインディに乗って行きたいところに行ってみたい。

こんなこと言ってますがポケモンGOはやっていません。

ちなみに、僕はビートルズファン!というわけでもなく、正直超有名どころな曲しか知らない人間でしたが、十分に作品を楽しむことができましたよ!

■おまけ

映画が見れなくなってきたーという最近ですが、本を読みました。最近のぐっさん的オススメは『ジェネラルルージュの凱旋』などの医療作品を多く出している海堂尊先生の『コロナ黙示録』

「世界初!新型コロナウイルス小説」という売り文句が目に入り、書店で手にとってみたのですが、面白くてサクッと読めちゃいました。
前回紹介した「新聞記者」の時にも書きましたが、「フィクションだからこそ、真実を描ける」という作品ですね。世の流れを海堂尊先生目線で描いた記録的小説として。

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