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とあるゲーセン店員の振り返り 「見守る(生)温かい目」

ゲームセンターの店員がとる行動に「見守り」があります。

見守りはお客様を危険から守る・プレイ傾向の情報を集める・筐体の調子を把握する等、様々な要素があります。

単純に好きなゲームを眺めているだけの場合もありますけどね(笑)

慣れた店員は不調が発生したと疑われる台で遊ぶお客様の元にそのまま駆けつけ、返金やサービスクレジットの対応すら行います・・・人によっては言い出し難いですから。

その100円玉、無駄にはさせないぜ!(ドヤァ)

まぁそんな訳でゲーセン店員は鷹の目(時にナマケモノの様な節穴アイ)を駆使して店内を眺めているのです。

そしてお客様が一番それを感じるのはUFOキャッチャーに代表されるプライズゲームでは無いでしょうか。

いくら頑張っても目的のアイテムが取れず、心折れた頃にすっと店員から手を差し伸べられた方は結構いる筈です。

そう、ゲーセン店員はお客様の血を吐く様な覚悟をちゃんと見ているのです。
こんな感じで。

お客様の心に寄り添うように・・・

しかしゲーセン店員は全能ではありません。お客様の覚悟に気が付かない場合もありますし、そもそも達人のゲームプレイに釘付けでプライズゲームに見向きすらしていな・・・・・・とにかく見落とすことも多々あるのです。


そこで打算的ですが一芝居打つのも手だと思います。

「よ〜し、今日は〇〇たんのフィギュア取っちゃうぞー!」

狙っている景品の情報を店員に共有するのです。慣れた店員は原価計算を始めつつ投入金額をカウントする筈です。

「絶対にゲットするぞ! 丁寧にお迎えして今日こそ神棚に飾るんだ!!」

景品に対する熱意を語り、大切にする事を宣言すれば送り出す側も悪い気はしません。

注意点として「どいて店員さん、その景品取って私も〇ぬ!!」的なヤンデレアピールは避けましょう、ドン引きです。


「いやーん〇〇君、これ取ってぇ〜(キャッキャウフフ)」

全てのゲーセン店員が他人の幸せを祝福出来る訳ではあ(通信途絶)


プライズゲームもまた深い人間模様の舞台装置なのです。


あ、お約束ですがこれも「フィクション」ですからね(゚∀゚)


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<とあるゲーセン店員の振り返り>
ゲーセン店員時代の実体験フィクションを都度書き溜めています(゚∀゚)


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