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それはまぎれもなくヤツさ

赤いタイツといえばあの男を思い出す。

飄々とした表情で気がつけばそこに立っている。

何者にも媚びない目。

周りに阿らない不屈の意志。

俺の生き様を語るのに言葉はいらない。

全てはここに書いてあると主張するような翳りのある背中。

たぶん言葉は女を口説くためだけにあるのだろう・・・

紛れもない、ヤツは、ヤツこそは!

全身赤タイツの見知らぬおっさん(;´Д`) キョウモ イタヨ


(おっさんと並んで吊り革を握りながら東京って思ってたより懐が深い街なんだなぁと当時はしみじみ思いました)


<本物のヤツのお話>

<次のお話>

<某月某日の嵐>
主にオチがつく感じの思い出話を語ってます。


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