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ぐん税ニュースレター vol.35 page06 -ここだけの話-

7の倍数

年齢を重ねてくると体調不良が多くなってきますよね。人生の節目節目で経験したことが無いような体の変化を皆さん感じていませんか。女性は7の倍数、男性は8の倍数の話はCMなどで有名ですがこの東洋医学の説は私には当てはまることも多いので目安の参考にしています。
その7の倍数、70歳の頃の母の話をさせてください。母は今から14年位前の70歳の時に加齢黄斑変性という目の疾患にかかりました。この病名は最近色々なところで取りあげられるので認知度が高くなってきましたが母が診断された頃は私も母も眼病で一番怖いのは緑内障という知識しかなかったのでピンときませんでした。県内での治療は群大病院でしかできず4週間に一回、一日がかりでの通院が始まりました。
この病気はその名のとおり加齢に伴って目の網膜の中心にある黄斑という箇所に出血やむくみが現れ、視力が低下、失明に至る病気です。紫外線、喫煙、遺伝、生活習慣などが原因といわれています。一度網膜が障害を受けると再生はできません。片側がかかると遅かれ早かれもう片方もかかるといわれ、私の母も数年後にかかってしまいました。

70歳の時に母はメガネを作り変える為に眼科に行き視力検査と一般的な検査もしましたがその時は発症してなくて、その半年後に新しいメガネが合わないと検眼に行って発症がみつかり、直ぐに群大病院に行くようにとなりました。その半年間で早いスピードで進行してしまいました。
この病気は視野の中心が黒くなっていたり、歪んで見えたりしますが片目が発症していないと日常では正常にみえるので気が付きません。現在母は失明までには至っていませんが中心が黒く欠けていて両端のほうしか見えていないようです。そしていつも電気のついていない夕方の薄暗い部屋にいるようだといっています。活字や色彩を判別することはできません。遺伝的原因もいわれているので私も定期的に片眼でセルフチェックを怠らないようにしています。
欧米人に多かったこの病気は食生活の変化で増加傾向にあるようです。早期に発見できれば私の母のようにならず手前ですむかもしれませんので、50歳を過ぎたらぜひ定期的に片目視野チェックをおすすめします。若い方はご両親に声がけをしてください。簡単に自分で見つけることのできる眼病です。また7と8の倍数年齢時には自分の身体に向き合う時間をとりたいですね。

【今月のリポーター】
訪問部、総務部 田中
群馬県前橋市出身
趣味:トレッキング、ダイエット、動画鑑賞
ひとこと:色々なダイエットを繰り返しています。糖質制限、プチファスティングもしてみましたが自分には合わず、今は糖分ダイエット中です。

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