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《260》【読書感想】とにかく仕組み化(安藤広大)

こんにちは、田中梓です😃

今日は、ずっと読みたいと思っていた本『とにかく仕組み化』を読みました。

もっと早く読めばよかったと思いましたが、読むまでの実体験と照らし合わせて読むことで仕組み化の大切さを一層感じられたと思います。

ビジネスに不要な感情を客観的に把握できる

この本では、『組織はメンバーを感情ではなく、数字やルールで評価すること』を推進しています。

人を数字やルールで評価すると聞くと、どこか無機質で冷たい印象を持つかもしれません。

私も評価を受ける側として新卒で働いていたとき、残業時間の長さで勝負しようとしていました。

「いつも遅くまで頑張っているから、給料アップしておくね!」と上司が言ってくれる幻の日を待っていました。

しかし、売上やKPIという数字への貢献をしていないので、査定はいつもキープのまま。

当時は「頑張っているんだから、少しくらい評価してくれてもいいのに」と思っていましたが、今になって、プロセスを評価される職場でなくてよかったと思います。

万が一、新卒で「残業すれば評価がアップする」という実体験を得てしまったら、その後の働き方はどうなるでしょうか。

営業でノルマを達成する・売上に繋がる広告を作るなど、本来の仕事の目的から目を背けるビジネスマンになるはずです。

そして、新卒の頃の私のように、目的に見合った仕事をしないメンバーばかりの組織になれば、あっという間に崩壊しますよね。

数字やルールで評価するということは、残酷そうに見えて、実は健全で優しい仕組みなのです。

「営業でこの数字を達成すれば昇給できる」というルールがあれば、すべき仕事も明確になります。

無駄に残業時間を稼いだり、上司に気に入られようと作戦を練る必要もありません。

また、決めたルールは誰かの頭の中に秘めるのではなく、全員が可視化できるように資料として形にすることが大切です。

一緒に働く仲間は大切な存在で、ついつい感情移入することもあるかもしれません。

しかし、ビジネス仲間とお友達は別物です。

仕事と友情を混合してしまうと、どちらも失ってしまうということが、この本を読んでわかりました。

もちろん、同僚やビジネスパートナーに対してやみくもに冷たい態度をとればいいというわけでもありません。

ビジネスに不要な感情を把握して、組織全体が前進するための仕組み作りを知りたい方は、ぜひ『とにかく仕組み化』を読んでみてください。

ゆくゆくは法人化を目指す私にとっては、思い当たる節が多くドキッとするNG行動が書いていたので、今から改善していきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました😊
今後ともよろしくお願いいたします✨

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