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《253》【読書感想】ブランディング入門(金子大貴)

こんにちは、田中梓です😃

「法人化や事業の立ち上げを考えている人は、ぜひ立ち上げ前に読んだ方がいいよ!」と、お店のオーナーとして仕事をしている友人がおすすめしてくれました。

『ブランディング入門』は、その名のとおりブランディングのいろはを具体的に学べる本です。

将来的にお店や事業を立ち上げたい方には、ぜひ読んでいただきたいです!

見切り発車による失敗を回避できる

将来的にお店や事業をやりたいと考えている人は、まずどんなアクションを取ればいいかイメージしていますか?

私はこの本を読む前は、資金を用意して、オフィスや不動産を借りて、内装を整えて、SNSなどで宣伝していけば何となく経営ができるのでは……と考えていました。

しかし、世の中はそんなに甘くありません。

ただお店や株式会社が新しくできただけでは、見向きもされないのが現実です。安ければモノが売れた時代は過ぎ去り、現代は「この会社やお店は、どのように自分や社会に貢献しているのか」などが大事にされます。

「どんなお店・会社か」を示すために必要なことこそ、ブランディングです。

ブランディングの軸ができていないうちに事業をスタートさせてしまうと、「何を提供して、どんな貢献ができるか」がブレブレになってしまうでしょう。

たとえば、最初はSDGsに特化した高級路線だったはずが、いつの間にか多くの人が買いやすいからと安売りばかり……という状態になると、顧客は置いてけぼりです。

ただ何となく高級品をそろえるのではなく、目的やビジョンを先に決めて、そのあとに扱うサービス・商品を選ぶという流れが大切です。

しかし、ブランディングという概念を知らなければ、「自分がやりたい・売りたい」ばかりが先行してしまいますよね。

一度事業を始めたら、散らかったブランドを整えながら利益も上げていかなければならないという大変な状況になってしまいます。

見切り発車による失敗を回避できるのは、まだ事業立ち上げをしていない今だからこそのメリットですね。

現時点でお店や事業を立ち上げておらず、今後オーナーを目指す人こそ、今のうちに読んでほしいと思います。

私も法人化をリアルに考えながら、ブランディング入門のワークに取り組みます!

ここまで読んでいただきありがとうございました😊
今後ともよろしくお願いいたします✨


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