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あれ、雨の日まで楽しく生きなきゃいけないの?

最近、空がどんより。

そうすると気持ちまでどんより。

私は新卒での就活の際、長所に「晴れの日は晴れの日を、雨の日は雨の日を楽しめるところです」と書いていたポエマーだ。

実際、今もそんなところがあるのは間違いない。そこは私の短所でもある。何でも楽しめちゃうと、自分が望んでない方にもスイスイ〜と人生容易に流されちゃうからだ。

実家の猫を見ていると、雨の日はいつも以上にダラダラ寝ている。

野生のときのうんたらかんたらが残っていて、狩りのできない雨の日はお休みなんだろう。そう体に組み込まれているのだろう、と思う。

いいな。非常に効率的。

そうだよ、毎日なんとか何かを狩ろうとジタバタする必要はない。狩りのできない日は、おやすみ。人間だって、そう組み込まれているはず。

うまくいかない日は余計なエネルギーを消費しなくて済むし、エネルギーを蓄えて本当に大切な狩り日和にそのエネルギーを発揮できる。

雨の日まで食らいついて、食らいついて、どうにか楽しもうと意気込まなくていいでしょ。

雨がふるなか、暗い気持ちに引きづられて思いっきり泣いたってかまわない。何もしたい気にならなきゃ、何もしなくたって、かまわないと私は無責任に思う。

うん、雨の日までポジティブに楽しく過ごさなきゃなんて自然の摂理に反してる。

雨の日は、もうね、家でゆっくり息抜きまくりましょ。

ちなみに、私は雨の日は虹色の傘をさすと決めている。

どんより空の下、虹色の傘を見て少しでも明るい気持ちになってもらえたらなと勝手に思っているからだ。自分も気持ちが明るくなるし。

うん、やっぱりただのポエマーだったわ。おはずかしいかぎり。雨に流していただければ、さいわいです。

雨の日くらい、寝かせろ!


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