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#016ー自分は、外側ではなく、内側に!
御機嫌よう、白杖です。40代でやっと反抗期を終え、自分の人生を生きることができました。私の経験が、少しでも皆さんの参考になると良いですね。
~ 一生懸命自分探し ~
父が選んでくれた業界を、当時の僕には父への反抗もあり、
どうしても好きになりませんでした。
いやいやでやる仕事は、うまく行くはずもなく、
壁にぶつかりまくりました。
それで仕事ができないのはスキルが足りないと思い、
専門書とビジネス書で一生懸命勉強しました。
その結果、仕事のスキルは確実にアップしました。
しかし、心のどこかではいつも不安がいっぱいで、
なかなか自分という存在を、認めることができませんでした。
本質となる心の問題が解決するために、
今度は、仏教等の宗教のことを、本や動画を通して勉強し始めました。
ビジネス書や宗教の勉強を通して、理屈的には色々と分かって来ました。
「自分に責任を持ちましょう。」
「自分をありのまま受け入れましょう」
「自ら人生を開くには、積極性が必要です。」
「プラス思考になりましょう」
・・・
しかし、どれも僕の状況を変えることはできませんでした。
~ 世界が180度変わる ~
今回固定観念を一つ外したことで、ふと思ったのです。
私の今の人生がうまく行かないのは、本当に父のせいなのか?
ただの私の思い込みではないのか?
間違った記憶が、間違った固定観念を作ったのではないのか?
私は、自分の記憶の是非を確かめるために、
頻繁に実家に電話し、お母さんに色々と質問しました。
私は父への悪い記憶しかないけど、本当の真相はどうなのか?
父は本当にただ私に厳しかったのか?
私に対しどんな愛情表現をして来たのか?
・・・
お母さんからは、
・父は確かに私には少し厳しかった。
・しかし、愛情いっぱい注いで来たし、子思いが強い。
・何でも良いものを与え、良い環境を与えてあげようとした。
と聞きました。
それを聞いて、私は父のことをもう一度考え直すことにしました。
私達の家族は、父の仕事の頑張りで、
田舎から都会に住むことができました。
父は政府機関で働いていたため、
私は裕福で、そして皆に一目置かれる存在になっていました。
小さい時は良くプールも連れて行ってくれたし、
父なりに家族のために時間を作ってくれました。
私の学生時代の時は、学校の成績以外は、
一々口を出すことなく、私に充分な自由をくれたのです。
海外留学できたのも、父のお蔭だし、
職種も最先端のものを選んでくれたのです。
要するに、
全て父のお蔭様で、
私は非常に恵まれた環境で生かされたのです。
それが理解できた時から、
私の世界は、180度変わり始めました。
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