世の中にはいろんなお仕事があるけど、なにが理想のお仕事かな?
「世界で一番古い職業」・・・
最近では、このフレーズは、ほとんど聞かなくなったけど、昔はたまにこの言い回しを使う人がいました。簡単に言うと、売春婦のことです。まあ、隠語みたいなものでしょうか。
もちろん、リアルな会話で使う人は、ほとんどいなかったけど・・・映画とかドラマとか小説などで、このセリフが出てくることがたまにありました。
僕も、一番最初に聞いたのは、中学か高校の頃だったか、映画の中だったような気がします。おぼろげだけど、カトリーヌ・ドヌーヴが言っていたような記憶があります。
まだ、子どもだったので、リアリティはなかったけど、映画の中とかに出てくるので、その職業については、知っていました。
でも・・・・ここで、素朴な疑問が浮かびます。なぜ?それが最古の職業と分かったのか。
まず、「仕事」と言うものを「なんらかのものやサービスを提供して、その対価として、お金を得るもの」と定義しなくていけません。でないと、ギャートルズの時代は、売春婦よりマンモスハンターの方が、古いような気がします。
もう一つ、疑問もあります。貨幣経済後と仮定すると・・・そのサービスを受けてお金を支払うためには、なにかでお金を得る必要があります。そうすると、そっちの方が古い職業ではないのか?
まあ、しゃれの分からない人間であることは認めます(^_^;)。
若い頃(こどもの頃?)は、映画が好きで、憧れの職業はというと、映画に影響を受けることが多かったです。
これはいいと、強烈に思ったのは、「コンドル」という映画の中のロバート・レッドフォードの仕事です。彼はCIAの職員ですが、いわゆるスパイではなくて・・・日々、新聞や小説や映画などを見て、今後、世の中で起こりそうなことを、シミュレーションしてレポートにするという・・・閑職みたいな部署に勤務していました。
その仕事のせいで、本物のスパイから命を狙われるというストーリーで、面白かったのですが、それよりも「世の中にこんな仕事があるんだ」と羨ましく思った記憶があります。
「小説や映画三昧で、お給料がもらえるなんて最高じゃないか!」って思ったのですが、結局、CIAには入れませんでした(-_-)
他では、初めて観たときに衝撃を受けた「明日に向って撃て!」という映画のラストで、主人公の二人が、次はオーストラリアで銀行強盗をしようと会話をするのですが・・・この印象が強烈で、オーストラリアで銀行強盗もありかなと思いました。
とはいえ、まだオーストラリアには行ったこともなく、日本でも、一度も、万引きとか、喫茶店で灰皿を盗むとかも、したことがありません(-_-)
世の中には、憧れの仕事に就ける人もいるかとは思いますが、子どもの頃に思っていたのと現実はちょっと違うことも多々あるのかな?とも思います。
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