周辺整理

2024年5月29日（水）　

これを書こうと机に向かうと、なんだかいつもより机の上が片付いていることに気がつく。ものが減ったし、散らかっていない。

なぜだろうと考えてみると、今仕事に少し余裕があるからかなと思った。心の余裕。心が片付いている。それが身体にも影響していて、身の回りの片付きにもつながっている。

小学校に関わるようになってはや3年。はじめは授業の方法とか、子どもへの接し方なんかを学ぼうとアルバイト的なことをしていた。なかでも驚いたのが、「水筒を机の上に置かせない」という指導。机横のフックにかけさせるか、まとめて教室後方に置かせているクラスもあった。でも机の上に置かせないという指導は共通していた。

そんなところから指導するのか、そんなの人それぞれの自由なんじゃないかと思っていた。でもだんだんわかってきた。それは机の上を整理することは心の整理にもなるということだ。余計なものを置かないことで、集中させるというねらいもあるし、落としてしまうと割れてしまう可能性があるという事情もある。でも一番大切なのは、心を整理させるということだと思う。

よく天才の部屋は汚いということが言われるが、清潔な部屋で規則正しい生活を送った天才もある。そこは人それぞれだろう。しかし子どもの段階では、まだまだ自身のことをよく知らないし、育ってきた家庭環境などに左右されてしまう。大人になってから、好きな方を選べばよい。小学校でできることは、なるべく整理させることだと思う。

整理する、ということをもう少し考えたい。タスクの整理、モノの整理、心の整理（マインドフルネス？）。いろいろあるが、今思ったのは明確化する、ということではないだろうか。タスクを明確にする、必要なモノを明確にする、自身について明確に知る、などなど。ゴミとそうでないものを分ける。ゴミを捨て、必要なものを残す。その必要なものについて自覚的になる。

ただ明確に、という作業はつまらなさも生む。贅沢というのは無駄なことであって、必要のないものこそ人生を豊かにするという側面もある。だから大切なのはそのバランスだ。なんでもバランス。ただバランスをとりすぎても面白くない。バランスを取る、ということとはちゃめちゃでもいい、ということのバランスも意識する。自分に意識的になり、あまり偏らない、ということが僕にとっては大切だ。僕にとっては。

Apple Watchを買おうか迷っていて、これを書き終わった後にポチるかもしれない。腕時計がほしくて、なかなか手頃な値段でかっこいいのがない。自分の服装や仕事着との兼ねあわせもあるから、これだと思うものを見つけられていない。

でもApple Watchは４万円しないぐらい。この価格帯で一番かっこいい腕時計なんじゃないかと思う。あまり機能性は求めていなくて、音楽の操作や睡眠時に活用できれば十分。腕時計として、腕で時間が把握できれば十分。

確かに充電しないといけないという煩雑さはあるが、どうせケータイも毎日充電しているので、追加でするだけだ。寝ている間はつけておいて、朝起きたらすぐに充電する。これで足りるのかどうかは使ってみないとわからないが、まあ不便とも感じない。

自分がかっこいいなと思う腕時計は基本的に革のバンドだ。だから夏は非常に困る。汗をかいて、臭くなる。だから、ステンレスのバンドでかっこいいモノを探そうと思っても、G -shockくらいしかない。それだとスーツに合わないから、仕事で使えない。

その点Apple Watchはどんな服装にも合うし、バンドを変えれば微調整もできる。気分転換にもなる。やっぱり買おう。安い買い物ではないので少し気が引けるが、新しい腕時計は確実に必要なので、しかたない。食費を抑えていけそうなので、その分カバーしよう。本を買うのも抑えよう。夏服もとりあえずは揃っている。あとはリングを買いたいなと思うくらい。来月末にはボーナスも入るので、まあ大丈夫だろう。仕事がんばろう。