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外国人に難しい日本語13

定期的に発信している外国人に難しい日本語シリーズ。

今回で第13回目。

日々、日本語教師をしていると、「こういうものでも難しいんだな」と実感することが多い。

今回も色んな媒体から集めてきました。

♦️前回の記事はコチラ⬇️♦️

絆創膏🩹

標準語では絆創膏🩹だが、地方では読み方が恐ろしく変わる。

「これは何ですか?」と聞くと

北海道→サビオ
富山 →キズバン
鳥取 →カットバン
福岡 →リバテープ
静岡 →絆創膏
大阪 →バンドエイド

以下にあるように、地域によって読み方が変わり、多種多様存在する。

百:特殊な読み方

「百」という漢字は「ひゃく」だが、なぜか読み方が変わるものが存在する。

三百→さんびゃく
六百→ろっぴゃく

また、普通の読み方とは違い特殊な読み方もある。

五百→いお
八百万→やおよろず

百の読み方は沢山あるので、これは難しすぎる。

普通に読めば読める漢字がある一方で読み方が変わり学習者を困惑させる漢字「下」。

風下→かざしも
✖️かぜした

地下→ちか
✖️ちした

足下→あしもと
✖️あしか  

下足→げそく
✖️もとあし

普通に読めば「した」だが、前後の漢字によって読み方が変わる点が難しいところ。

派閥:政策集団→違い


興味深いツイートを見つけたので少し取り上げてみようと思います。

派閥は、お金とか利害に基づく仲良しグループ。

政策集団は、派閥作りたいけど、お金も権力がない人がとりあえず集まったサークル。

どちらも同じような言葉ですが権力や財力が双方の違いを見出している感じかなと思います。

難読駅名:漢字

漢字が難しいというのは、日本語教師をしていると、日々、感じることですが特に難読駅名漢字に関しては「もう虐めてるだろ」と思わずツッコミたくなることがあります。

舎人→とねり
✖️しゃじん

軍畑→いくさばた
✖️ぐんばたけ

東雲→しののめ
✖️ひがしぐも

上石神井→かみしゃくじい
✖️うえいしかみい

『東京の難読駅名が外国人を虐めています。』と言ってもおかしくはないです。

泣きたくなる日本語

日本語を勉強中の外国人が発狂したくなる『本当は真逆なんでしょ?』と言いたくなる日本語。

『行けたら行く』
『怒らないから言って』
『マラソン一緒に走ろう』
『晩御飯はなんでもいい』
『ダイエットは明日から』
『あぁ全然勉強してないわ』
『こちら側のどこからでも切れます』

言葉でのコミュニケーションを重視する外国人にとって、『察しろよ』と思う日本人の考え方。なかなかヤバい。

『嘘つけ』は『嘘をつくな』
『ふざけろ』は『ふざけるな』
『バカ言え』は『バカを言うな』

言語上の意味とは相反して、こうした言葉の意味があるが、


『押すな押すな!』には『頼む!押してくれ!今だ!押してくれ!』 という【ダチョウ理論】という法則が存在する。

今日は以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。

今後ともよろしくお願いします。

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