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働け、前頭葉。

不安、恐怖、怒りなどの「情動」と総称される気持ちが起きるときは「大脳辺縁系」が活発に動いているそうだ。これを制御するのが「前頭葉」とのこと。前頭葉がしっかり感情をコントロールできれば要らぬ恐怖や不安、心配に苛まれることもなくなるわけだ。

つまりあるストレスにさらされたとき、「ああ、イヤだな」「つらいな」と放置、逃避するのではなく、進んで対処していくこと。そうすることで、ストレスは「よいもの」として人間を成長させる栄養となるのです。   「どうでもいいことで悩まない技術」(柿木隆介著、文響社)

にも書いてあった。
つべこべ言うなと。辛いこと、困ったこと、イヤなことすなわちストレス元を避けて通ることはできず、対峙する以外に道はないということだ。厳しいこと言うね。
でも、アドラーも、仏教も異口同音だ。

自分、ずいぶんと逃げてきた。この書籍には、

●幸せホルモンはセロトニンとオキシトシン
●アンカリング。特定の言葉を繰返しつぶやくことで平常心を保つ。例:大丈夫、大丈夫、大丈夫、うまく行く
●物事に対して理由や理屈、根拠をつけることは、人間のモチベーションを高める原動力になるのです

とも触れられている。

そうか。
仕事が終わって居酒屋へ寄るのは、「家に仕事を持ち帰らないための儀式のようなものである」という自分の理屈は確かにモチベーションを保つことができる。
そういうことじゃないのか?

また、「自分は自分、人は人」(和田秀樹著)では、

●じっとしていればいるだけ、いろいろな不安や想像がまとわりついてきます。スタートさえ切ればすべて消えます。
●すべての作業や課題は着手するまでが大きく見えるということです。

とある。

そうかもしれない。
着手したら「途方もなく巨大な問題」だったということもあるけどね。

黙れ!
対峙するしかないのだ。取り掛かってみてから驚こう。

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