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22卒新入社員研修はもう決めた?コロナ禍における受け入れや育成の4つのポイント

内定式も終わって、これからは新入社員の内定辞退や早期戦力化のための施策検討をしている人事の読者も多いのではないだろうか。コロナ禍によって、新入社員を取り巻く環境は大きく変化した。新入社員が身に着けるべき考え方や能力、人事がおこなうべきサポートも変化を余儀なくされている。22卒新入社員をどのように受け入れ、育てればよいのか、4つのポイントをまとめている。

新入社員に必要な考え方・能力

①主体性・能動性

コロナ禍下において、フルリモートワークやハイブリッドワークが増えた。つまり、家で仕事をする人が増えた。これまでは、すぐそばに同僚がいた職場からデジタルでの繋がりしか得られない環境に変化したことで苦労している人はたくさんいる。

特に、相談がしづらく業務進捗が悪くなるといった事態だ。相談のために長い文章を書いて時間を浪費していたり、相談すること自体にストレスがかかるという人も多い。結果的に、他者の力を借りる頻度が落ち成果を出せず、さらに悩むという悪循環に陥ってしまう。

気遣いができるというのはいい反面、自分の仕事は後回しになってしまうというデメリットもある。自分の仕事の目標を達成するための主体性や能動性を高めることが必要だ。

②テキストコミュニケーション

とはいえ、リモートワークが増えると必然的にテキストコミュニケーションは増える。ぼくも管理職という立場だから、大量のテキストが方々から送られてくる。処理しきれないほど。

そのようななかで求められるのが、結論、理由、根拠でシンプルに情報伝達をする能力だ。結論が先にない文章は読まれない。既読スルーされる可能性さえある。せっかく、相談で上司になげたテキストがいっこうに返信されない状態が長引けば長引くほど生産性は当然、低下してしまう。

人事が新入社員に提供すべき環境

③いつでも相談できる存在になる

リモートワークでひとりで仕事をしていると、ついつい長時間労働になってしまったり、生活習慣が悪くなったりして体調を崩すということが増える。気づいたら、一発休職という事態だった。そんなケースをよく聞く。

人事の皆さんは、新入社員にとっていつでも相談できる存在になることが重要だ。

④人間関係をつくるコミュニティ

リモートワークになって人間関係が希薄になっているケースも多い。この1年で入社後3か月、半年経ったタイミングでの新入社員向けの研修の要望がかなり増えた。また、毎月入社後のアンケートをとっても結果は同様だ。自組織のみならず、となりの部署の同僚とも知り合う機会がほしいといったネットワーク形成のニーズがかなりあがる。

新入社員が職場で人間関係をつくるための機会を提供することが重要になっている。

エン・ジャパンが提供するコロナ禍に最適な新入社員研修

いかがだっただろうか。コロナ禍になって、オンボーディングのための適応課題も変化した。その変化に適切な支援を提供していかねばならない。エン・ジャパンでは毎年新入社員研修を提供しているが、内容も大幅にリニューアルした。もちろん、研修をショットでおこなうだけでなく、ネットワーキングのための場づくりを毎月おこなう企画も新設した。ぜひ、興味のある読者は以下のリンクからアクセスしてほしい。

新入社員研修パンフレット

(執筆:勝又)

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