2023/3/6週(3/6-3/10)にピックアップした小売業界ニュースをお届けします。今週のおさらいにぜひどうぞ!
eコマースの収益性に影響を与える2023年の消費者動向
トレンド 1: マーケットプレイスの多様性の拡大
トレンド 2: パーソナライゼーションのニーズの高まり
トレンド 3: 納期の期待値を狭める
トレンド 4: 生鮮食品の需要の増加
トレンド 5: ラストマイル フルフィルメント モデル
まあ、よく聞く話ですが、グローバルにおいても「ラストワンマイル=配送」の需要の高まりを受けて、配送もハイブリッドであることが求められているのです。
収益性は人件費、ロジスティクス エコシステムの高度な複雑さ、効果のない顧客エンゲージメントと可視性に帰着すると記事は伝えています。
今の日本国内ではまだ店舗やコンビニ受け取り、自宅配達以外はなじみが薄いですが、かつては「駅で受け取る」というトライアルがされていた時期もありました。様々な拠点で受け取れるということは、様々な空きスペースがミニマムな物流拠点になりえるということに他なりません。
小売店の返品に関する考え方を変える
根深い返品問題。返品は常に小売の一部でもあります。
かつてはZapposのように「返品ALLOK」をうたうことで収益を伸ばし、顧客とのエンゲージメントを高めた企業もありました。
リターン データの収集と分析を最初のステップとして、そのデータをメーカーと共有して、全体的な顧客満足度を向上させ、将来の返品を減らすための共同アプローチをサポートします。その次に返品製品の再販、そしてポリシーと手順の見直しです。
2023 年に注目すべき中国の e コマース トレンド トップ 5
アリババ!!ほぼ50%シェア。
意外に感じたのは、ペットオーナー向け市場とアウトドア向け。
「アマゾンは競合にあらず」米B&NのドーントCEO
バーンズ・アンド・ノーブル(B&N)だけでなく、リアル店舗の果たすべき役割としての「立ち寄り(購入するかどうかは商品に出会うかどうか)」にコメントがあり、まさにその通り!と思いました。
●その他の記事一覧
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