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週刊小売業界ニュース|2023/7/3週

2023/7/3週(7/1-7/7)にピックアップした小売業界ニュースをお届けします。今週のおさらいにぜひどうぞ!

6月30日上場、売上20億円超の「食品ロス削減ベンチャー」クラダシ、競合しらずの「1.5次流通」

Google Bardによる要約
食品ロス削減ベンチャーのクラダシは、東証グロース市場に上場。"3分の1ルール"に抵触する商品を"1.5次流通"で売り切るビジネスモデルが強み。食品ロス削減効果は1万6077トン。

記事の中では、「3分の1ルール」が緩和されるかもしれないが、それをネガティブに捉えず、社会全体の問題が解決されるのがよく、かつ同社も生き残っていけると語られています。また、過去は取引企業名が紹介できなかったところから2018年ごろよりSDGsへの関心の高まりにより企業の名称公開が好意的となってきたことにも言及されています。

社会問題や風潮の影響を一番感じられる業界はもしかしたらECなのではないかなと思っています。一つ時代の先を仕掛けていくことで、小さいことであっても思わぬ大きな波及を導くことができるのかもしれません。

バンダイナムコアミューズメント、体験型リテール施設「Bandai Namco Cross Store Camden, London」を7月にオープン

Google Bardによる要約
バンダイナムコが2023年7月、イギリス・カムデンマーケットに"Bandai Namco Cross Store Camden, London"をオープン予定。日本のキャラクターグッズを提供し、以前開店した2店舗に加え新たに4店舗を追加。

現在、日本の産業で一番元気な業界と言えるのではないでしょうか。
日本への海外旅行客が多く訪問されるのは日本各地にあるゲームやアニメに関するショップやアミューズメントパークです。

これから多くの知財コンテンツ企業が海外展開を図り、売り上げを上昇させていくのではないかなと考えています。

100円ショップで買い物をする裕福なアメリカ人が増えている

Google Bardによる要約
高所得のアメリカ人は、従来、ディスカウントストアは自分にふさわしくないと考えていた。しかし、最近では、インフレのせいで、高所得者もディスカウントストアで買い物をするようになった。
ディスカウントストアは、高所得者をターゲットにして、商品の品揃えや店舗の立地を改善している。
高所得者も、ディスカウントストアで買い物をする理由は、節約のためだけではない。良い商品を安く買えることは、高所得者にとってもうれしい。
ディスカウントストアは、高所得者をターゲットにすることで、新たな顧客層を開拓し、成長を続けている。

記事内では、
「今までディスカウントストアで買うなんて恥だと思っていた」
→「インフレでそうもいかなくて買ってみた」
→「とても良いことに気づいて、今までの価格を出すという発想になれなくなった」
というステップでアメリカの高所得者層もディスカウントストアを利用するようになったと記述があります。

実際に、ダイソーがアメリカ展開を図り大成功を収めています。しっかりと全部を英語で説明されていない商品もいくつか入荷され、アメリカ人は商品の形状からこういうものであろうと推察して購入していくことが多いです。

日本で「コスパが良い」と思われているプロダクトが、アメリカで日の目を浴びることもあるかもしれません。

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