25. You want me to~の並列
24章で説明した「ウォン(ト)・ミー・トゥ」を並列で使うというのは、どういう意味かと言うと、して欲しいことが複数あり一つのセンテンスで全てを述べたい時に使う。
当時、私はこの言い方に違和感があった。何故なら、文章で書くと、主語、動詞、目的格の順番で書かれてあるので違和感がないが、口頭の場合は、区切りながら話していくため区切った後、目的格から文章が始まるように聞こえるからである。
You want me to pick up your kids at school, us to buy some grocery for dinner and her to do some laundry?
「じゃあ、私が子供たちの迎え、その後、うちら全員で買い出し、帰ったら、彼女が洗濯をするってことで大丈夫?」
文章で書くと自然だが、口頭の時は、以下のように区切って話す。
You want me to pick up your kids at school,
us to buy some grocery for dinner and,
her to do some laundry?
want me to「ウォン(ト)・ミー・トゥ」と続いていると自然なのだがschool,で一旦休み、次の始まりがusからになる。
そこに違和感が生じて、なかなかこういう表現を言うことが出来なかった。
want me to「ウォン(ト)・ミー・トゥ」を一気に話し切ってto pick up your kidsを一気に話し切る。
強弱の位置は、to pick up your kids at schoolと太字の所だけが聞こえればいい。
us to buy some grocery「アス・トゥ・バイ」まで一気に言い切る。
usで止めない。
強弱の位置は、us to buy some grocery「アス・トゥ・バイ・サム・グロッサリー」
と太字の所だけが聞こえればいい。
最後のher to do some laundry? も強弱は、her to do some laundry? でdoが聞こえてなくてもsome laundryで伝わる。
口語の本質は、要点が伝わればいい
日本人が何故英会話が苦手かというと全て等しく話そうとするからつまずいてしまい、それが恥ずかしいという思いに繋がり余計どもってしまいの悪循環を繰り返してしまう。
英語は、非常にリズムに乗って話されているので伝えたい部分がはっきりと発声されていればよく、逆に全て同じボリュームで単調に話されると通じにくいということを忘れずに。
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