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「みる」スポーツの魅力〜8/7 横浜F・マリノスvsコンサドーレ札幌レポ〜

みなさんこんにちは。
久しぶりに一回投稿すると、それに続いてどんどん投稿したくなっちゃいますね。
大学3年生の大杉です。

さて私、先日人生初めてのサッカー観戦に行ってきました。
日産スタジアムで行われた試合で、横浜F・マリノス対北海道コンサドーレ札幌の試合です。

これまで野球観戦は何度もしたことがあったのですが、サッカーの試合を見に行って初めて気づいたこと、改めて気づいた「みる」スポーツの面白さについて少しだけ語りたいと思います。

会場の中だけじゃない!

さて、そもそも今回サッカー観戦に行った経緯からお話ししますと、大学の授業の一環で行かせていただきました。

スタジアムで試合が行われる日に、いったいどんな人がいて、どんな楽しみ方をしていて、その裏にはどんな工夫が隠されているのかを調査するものでした。

そういった観点を持って臨んだという前提で、ここからお話しさせていただきます。


会場へ

さて、会場に行くためにまずは駅から歩きました。
会場まで道なりに歩いていくと、選手の旗が並ぶ先に、大きなゲートが。

いよいよ会場に入るんだ!っていう感じでワクワクしてきました。


トリコロールランド(東エリア)

ゲートを潜ると、噴水とともに大きなステージ、売店、グッズショップが立ち並ぶ「トリコロールランド」と呼ばれる広場が出てきました。

スタジアムに着いた瞬間に食欲をそそられた私は、早速ケバブ(もちろん甘口)と生ビールを買ってしまいました。

噴水で子どもが遊んでいる。

ここで面白いなと思ったポイントは、年齢問わず誰もが楽しめる場所であるということです。

歴代のレジェンド選手によるトークショー、チアガールによるパフォーマンス、かき氷やビールなど多様な品物が売り出される売店など、ニーズが異なる各世代に対してそれぞれにブースが存在していました。
結果として、たくさんの人がまずスタジアムに入る前に楽しめる、素敵なスポットになっていました。

縁日ブース(西エリア)

会場に到着していたのが16:00で、入場開始が17:00~だったので、まだまだ時間があるなと思って反対側の西口方面に向かいました。

西口には、東口までのサッカー!って感じの雰囲気とは一転し、お祭りの縁日ブースが広がっていました。

スーパーボールや射的など、お祭り!って感じ

ここでは、家族で来られている方が多かったように感じます。
他にもキックターゲットみたいなものもあり、このエリアはお子様が楽しめるようなブースが多かったです。

当然、喫煙所やお酒を販売している売店など、大人向けのブースも数多く設置されていました。
私もおそらく3杯目のビールをここでいただきました。

ビールと糸蒟蒻。

キッズエリア(南エリア)

さて、自分たちの席が東側にあったので、そこに戻ろうと思った時に南エリアを通ったところ、キッズスペースがありました。

結構子どもはいました。

やっぱり早めにきて色々な店は回るけど、子どもからしたらつまんない時間は多くなってしまうことがあります。

そんな中で、子どもが楽しめる場所があることはすごく重要だなと感じます。
同時に、マリノスだけかもしれませんが、子ども向けのサービスがすごく充実しているなと感じました。
近くからくる親子連れ、親が熱狂的なサポーターで子どもも連れてくるなど、親子で来やすい環境づくりができている証拠なのかなと思います。

スタジアム内へ!

入り口

さて、ついに会場に入ります。

私が応募したことのある「シャレン!」の活動を横目に、いよいよスタジアム内へ入りました。

ここで嬉しいQRコードチケット、再入場も楽ですごい助かります。

スタジアム内にもたくさんの売店やキッズスペース、グッズショップなど楽しめる要素が盛りだくさんでした。

試合前パフォーマンス

さて、ここで一つ正直な告白を。
一度入ったはいいものの、もう一度外の売店でどうしても寄りたかったところがあったため、外に出て売店へ向かいました。
帰ってきたのは19:10くらい。そしてキックオフは19:30。

はい。完全に授業の趣旨である楽しみ方をスタジアム内で見つける時間がなくなってしまってたんですね。
これは私の作戦ミスです。

ただ、帰ってきた時にはすごい場内の盛り上がりと共に、素晴らしい光景を見ることができました。

暗転したスタジアム内で、トリコロール色の噴水が輝いていました。

3色の噴水と共に大きな水が吹き上がるトリコロールスプラッシュ、たまたまですがそれに伴って起きた雷など、その場にいたからこそ感じられる臨場感あふれる演出がとても素敵でした。

たまたま見に行ってたマリサポの知り合いの方に聞いたんですが、今回のパフォーマンスはなかなか見られない演出だったそうですね。
ただ、こうやって試合前に気持ちを盛り上げる、楽しめる演出があるのはプロ野球もそうですが面白いなって感じました。

試合開始!

さて、そんなパフォーマンスや選手入場も終えて、いよいよ試合が始まりました。

応援

まずびっくりしたのは、サポーターの団結力、声援の大きさです。


サポーター席はみんな前方に集まって旗を振っているのが印象的でした。

私、プロ野球の観戦は何度か行ったことがありますが、その時は大体ホームチームの応援をバックネット裏や3塁側あたりからやっています。
ちなみに、推しチームとか選手はいません。強いていうなら、とっくに引退した元阪神のマートン選手くらいです。
とはいえ、応援歌もなんとなくは全チームわかりますし、結構叫べばどうにかなる気もしてます。はい。

ただ、今回行ったのはサッカー。自分にとっては未知の世界で、席も真ん中2階席、いわゆるバックサイド席だったため、あまり応援の声は大きくなかった場所でした。

だからこそ、サポーターの熱い声援が目立ちました。

自分たちの場所から決して近い位置ではないのにはっきり聞こえる大音声、ジャンプ、途中の大雨の中でもカッパも着ずに全力で応援する姿を見て、こんなにスポーツが人を熱くさせるんだと改めて気づきました。

札幌側も、決して多いとはいえない人数だったのかもしれませんが、横浜に負けず劣らずの声量での応援がスタジアム全体に響き渡っていました。

これはサッカーを見に行ったからこそ気づけた魅力ですね。

ミニイベント

あとは野球でもよくありますが、ハーフタイムのレース対決や抽選企画もやっぱり面白いですね。参加者全員が試合に関わらず一体となって盛り上がっていて、より「楽しさ」が強調されるイベントでした。

ユニフォームが当たった子、驚きと喜びと信じられないっていう表情が混じってとても可愛らしかったです。笑

「支える人」の存在

さて、見るスポーツの話をしていますが、そこで忘れてはならないのがもちろんスポーツを「する人」、そして「支える人」の存在です。

試合の中だけでも、例えば救護隊の人、ボールボーイの人、審判(今回の審判は引率の先生曰く本学の先輩だそうです。夢があるなぁと感じたと同時に尊敬しました。)、電光掲示板を操作する人など、本当にたくさんの人の支えによって成り立つ部分が多いです。

そういった人たちが存在するからこそ、我々の「みるスポーツ」が成り立つのだなと改めて実感しました。そして、

そして、「する」側にとっては、サポーターも支える人になりうるのだろうなと思いました。
サポーターが12番目の選手と呼ばれるように、サポーターの方々が毎回全力で応援し、見にきてくれるからこそ選手たちもより一層勝たなきゃと身を引き締めることになるのではないかと考えます。

「する」「みる」「ささえる」このどれかが欠けるとスポーツは成り立たない、もしくは面白くなくなってしまうんですね。


試合の様子

試合は最終的に3-2でマリノスが勝利しました。ゴールのたびにどちらのサイドからも歓声などたくさんの声が響き渡り、熱気に包まれた試合でした。

最後に

さて、まだまだ語り足りないこともありますし、試合後の様子についてはすぐに帰るようになってしまったため見ることができませんでしたが、そのほかの魅力については、ぜひみなさんが現地で味わってください。

そしてもちろん、サッカーだけでなく野球・ハンドボールなど、面白いスポーツはまだまだあります。今回試合を見に行って、サッカーは特に初めての人でも行きやすい設計になっているなと感じました。

みなさんもぜひ観戦に行って、「みるスポーツ」の魅力を体感してください。


私自身、スポーツを今は部活で行っていたり、教えたりする立場として、「する」「ささえる」活動は多く行っています。
しかし、「みる」についてはそもそもこれまでも野球・ハンド・バスケ・ソフトくらいしかしたことがなく、その回数も少なかったため、今回のスポーツ観戦は自分にとって新しい刺激になりました。

ちなみにスポーツ観戦のたびに恒例なのですが、ちゃんと今回もフェイスタオルだけは買いました。

いい空ですね

これから、スポーツ観戦も積極的に行きたいと思うきっかけになりました。

今回は私自身、「みるスポーツ」が楽しくなる背景にはどんな工夫や人たちがいるのかというテーマで観に行きました。
たくさんの工夫があったのはもちろん、ボランティアやアルバイト、出店した企業や選手、サポーターなど、たくさんの人が集まって最高の空間が作り出されていました。

観戦経験が少ない方も、たくさんいかれている方も、どんな楽しみポイントがあるのか、意外と気づかなかった点も多いかと思うので、ぜひ探してみてください。

それでは今回はこの辺りで!最後まで読んでくださりありがとうございました!それではまた!




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