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【一日一問】愛している、だからそう伝える

こんばんは。Grounding Lifeの長谷川由香です。立春を過ぎ、春に向かって進むはずの季節。訪れる春を前に、最後の寒波が来ている気がしますね。

今日は『愛情表現』について。

ぬぐい切れない『寂しさ』

私は幼いころから、心のどこかで『寂しさ』を感じてきました。家族の間、友人の間、地域や学校において。何か特別なことが起きているわけではなかったけれど『寂しい。私は結局は一人』と思っていました。

もちろん、何かの『きっかけ』はあったのかもしれませんが、特定の事柄よりも『私は寂しいのだ』という暗示にかかっていたような感じがします。

出産後に感じた孤独

出産して11年になります。2歳違いの子供たちは可愛く、目に入れても痛くない大切な存在です。なのですが、この11年間の子育てはほとんどのシーンにおいて『孤独』だったと思っています。

忙しい家族を思い、何もかも自分でやる、という癖が抜けなかったという事もあります。最初は思いやり、それはだんだんと諦めに変わりました。

幼い子供たちとの写真が沢山ありますが、どの写真を見ても『うっすら寂しい気持ち』が目に在るのを感じます。私は孤独で、助けてという声のあげ方がわからず、一人で必死に駆けずり回っていました。

寂しくないふりをしていた

寂しい気持ちは自分で気が付いていたのに『こんなのはみんな一緒。乗り越えてきたんだ。だから私も乗り越えられるはず』と思うようにしていました。つまり、寂しいくせに寂しくないふりをしていたのです。

それは、コーチングを学び、体験している中で露になっていきました。

何度セッションしても、根底ではぬぐえず、どこかで自分に蓋をする感覚がありました。

子供の『寂しさ』に感情が抑えきれない

今日、このことを書いたのは、私にとってとても大切な気づきがあったからです。昨日今日と娘のミュージカルがありました。頑張る彼女を見ている中で、この半年『迎えに行けない日もあった』『一人ぽっちで最後まで待たせることもあった』『これって娘に寂しい思いをさせたんだじゃないか』とぐるぐるし始めたのです。

できることはできる限りやった。結局は一人で子育てという状況を変えられないまま、2人の子供のそれぞれの習い事に対応し、仕事をし、自分の夢も追い…いつの間にかいっぱいいっぱいになっていた。

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でも何にしても娘に寂しい気持ちを味合わせている・・・

あんなに嫌だったのに、自分は。

孤独な子育てに何度も何度も心を折っていたのに・・・。

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そんな風に、自分を責める気持ちが止まらず、涙が一気に溢れました。一番したくないことを私、してたのかもしれない。

一生懸命にやっていたよねって自分に言い聞かせる

自分を責める気持ち、できない部分をあげつらう気持ち、そんなものがあふれていく中で、ふと目に入った光景がありました。

マンションのラウンジに小さい子供連れのお母さんたちがたくさん集まり、なにやらパーティをしていたのです。

『ああ、ああいうことを私何度もしたよなー』

『本当は誰かに誘ってもらいたかったけど、自分でやるしかないって思って頑張ったよなー』

と。ふいに『私、ちゃんとやっていたし、頑張っていたんだよね』と自分に伝えてあげたい気持ちになったのです。

涙がさらにこぼれました。

声を上げて泣く。本当に久しぶりに自分のために泣きました。

私には『愛情』がある。使いたいけど、うまく使えない時だってある。でも愛している。だから、そのことを私自身にも、相手にも伝えていきたい。

今日の設問

今、私はこれでいいんだよ、と感じる私がいます。前に進む、よりよくなる。そういう事に意識を持ちすぎると、つい『今できてないこと』に目が行き過ぎる。でも、本当は今でも一生懸命やっている。それをまず癒してあげたい。そんな気持ちなんです。

今日はこの問い。

あなたは、どんな人ですか



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