【一日一問】うまくやろうとしない。だから面白い。
みなさんこんばんは。
Grounding Lifeの長谷川由香です。
プロコーチとして日々沢山のクライアント様と共に「今」に向き合っていますが、その活動とは別に「企業におけるリーダー育成」も行なっています。
昨日は、その研修を札幌にて行ってきました。
その場をどんな場にしたいのか
研修に限らず、ではありますが、このリーダー育成においては「場の目的」を徹底的に考え、その場を運営する講師の私や経営メンバーが「どのような願いを持ってそこにいるか」を議論し尽くしています。
意図を握る難しさ
その中でも「どんな意図をこの場に込めるか」を対話するのですが、昨日はその対話において感情的にぶつかったり、うまく擦り合わずに何度も同じ話をしたり、少し苦労しました。
リアルな感情を持った人間同士、なので、こういうことはよく起きます。
何を考えてるんだろう。
ちょっと冷静になってほしいなぁ。
私の中にも、相手を受け止めきれない「評価判断の気持ち」が湧いていました。
勇気を持って「手放す」
昨日はあまりにも擦り合わない自分たちを感じたので「この話をするのは一旦やめよう」と手放すことにしました。
頭に頼りすぎてしまい、大事なことを見失ってしまう。そのくらいなら、直前に出てくる言葉をそのまま出そう、と。
そうして、スペースを変えることも、その場を任せられてる私たちに必要なことだと思います。これは、通常の会議でも同じです。
場の目的を頭だけで考えてる会議は一見機能的ですが、腹落ちがなかったり、納得感が薄いまま、ルーティンになることが多い。
その場に何を願い、どんな場所にたどり着こうと意図を込めるか。それは、頭だけではなく心(感性)も必要です。
期待というフィルタを持たず、信じる
そうして、当日の朝、私たちが再度向き合って紡いだ言葉です。
参加されるメンバーに「期待」を持ちすぎてる自分を否定はしない。でも、その期待に縛られすぎない。
そうすることで、改めて「ひとりの仲間」として相手を素直に受け止め、次のステージに一緒に行こうと思える。
そんなことを胸に置き、一日を共に過ごしました。
共に創る喜び
私はこういう学びの場の創り方をとても大切にしています。これまでは何でも一人でやるタイプでしたが、誰かと共に創ると、一人よりも濃くて深い場になるのです。
互いのエネルギーを信じて、
時には相手を支え、そして時には委ねる。
そんなチャレンジを自ら見せることこそが、真のリーダー育成かも、と思います。
今日の設問
札幌は雪がちらついていました。
真っ白い景色の中、ふと思ったのがこの問い。
私がエネルギーに溢れる時はどんな時か。
私は、自分にプライドを持って、
目の前の人にまっすぐ向き合う時、エネルギーが漲るのを感じます。あなたはどうですか。
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