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まちなかウォーカブルのヒント

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ウォーカブルシティづくりのポイント、考え方、様々なウォーカブルな都市の事例などをまとめていくマガジンです。ウォーカブル政策づくりを担う人や、自分のまちで心豊かに楽しく暮らしたい実…
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記事一覧

公共空間と商業空間の融合、のその先

はじめに さて、前回記事(「「ハラカド」から考える商業施設の未来」)では、神宮前交差点に…

日本インフラの体力診断-街路空間-

土木学会事務局です。 土木学会では、インフラ健康診断・日本インフラの能力診断との組み合わ…

交通・都市の変革における世界的権威ジャネット・サディク=カーン氏が5年ぶりの来日…

 ニューヨーク市の元交通局長で、現在は全米都市交通担当官協会(NACTO)の理事長であり、交…

この5年間でウォーカブルはどう進んだ??神戸の都市再生の圧倒的スピード感!

こんにちは。先週、日帰旅行でで神戸と大阪に行ってきました。 NY市の元交通局長ジャネット・…

今佐和子
4か月前
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”クルマ中心”から”ヒト中心”へ転換したデュッセルドルフ ードイツまちあるき紀…

ここ数日、7月に行ったドイツ旅行について書いています。 ワークショップ開始の前日の7月23…

今佐和子
1年前
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世界一ウォーカブルな都市バルセロナ訪問レポート

バルセロナは世界一ウォーブルな都市中村文彦先生が主宰するMaaSの部屋の「歩行者空間化を中…

浅見知秀
1年前
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MaaS発祥の地フィンランドの公共交通と都市計画レポート(トゥルク編)

2022年5月29日から6月5日までフィンランドのヘルシンキ(2日半)とトゥルク(4日間)に行ってきました。目的は、国際会議 ECOMM(European Conference on Mobility Management)への出席・発表です。ECOMM発表、トゥルク市まち歩きツアー、交通政策担当者との意見交換、HP情報などを基にレポートします。 トゥルク市とはヘルシンキの西側約160km、フィンランドの最南西にある人口約20万人(国内6位)の街。ただし、自治体合併をしなか

なぜ僕はウォーカブルを目指しているのか

筑波大学新聞に「卒業生からの手紙」というコーナーがあります。第368号(2022.1.31発行)に、…

浅見知秀
2年前
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風を切って移動したくなる都市・ニューヨークの自転車政策

以前、書籍『Walkable city』で有名なジェフ・スペック氏が語るTED Talkを見た際、印象的だっ…

三谷繭子
3年前
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まち歩きの面白がり方

0歳の子供とほぼ毎日散歩をしている私。その経験から、「ベビーカーでのお散歩から見えてきた…

岡 志津
3年前
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ストリトートデザインガイドラインのポイント、ちょっと押し売り的な追加の3選

 こんにちは。もう年度末ですね。春の陽気で屋外が気持ちよく、ついブラブラ散歩したくなって…

今佐和子
3年前
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道路の主役を車から人へ:パリ15-minute city / ストックホルム1-minute city

空気汚染や環境危機の観点から、都市部への自動車の乗り入れを禁止する動きが世界中で広がりを…

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実践したくなるプレイスメイキング。”場づくり8要素”とフランスの公共空間。

 2年前にパリとフランスの地方都市をめぐる旅をしました。平日にも関わらず、ランチタイムに…

今佐和子
3年前
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超車社会・北関東の実践から学ぶ!街路利活用のはじめかた -みちを前向きに使い倒すコツとは?(後編)

前編に続いて、後編では超車社会である北関東で街路活用のチャレンジを行っている茨城県、高崎市、小山市の取り組み紹介と、街路利活用をはじめるためのポイントを紹介します。 *本記事はマチミチ会議in北関東のパネルディスカッション内容や会場からの質疑応答から抜粋したものです。 街路=誰でもアクセスできる最も基礎的な公共空間国土交通省都市局 街路交通施設課主査・今佐和子氏(当時)によると、「街路」とは、道路の中でも特に市街地内の道を指します。英語で言うstreetにあたります。一方