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牛さんのゲップ メタンガス問題

SDGsへの関心の高まりを受けて、温室効果ガス、カーボンニュートラルについての情報が最近多いですよね。つい先日も、先進国が今まで二酸化炭素をめっちゃ排出してきたのに、途上国には排出しちゃだめよって言ってましたけど。。取組みとしてはやるべきだし、やらないといけないけど、途上国にはいろいろサポートは必要になるよね。今回はその中でメタンガスについて少し思うところを書いてみようかと思います。

温室効果ガスで二酸化炭素の次にメタンが排出量が多いようです。そしてメタンガスめっちゃ出してるのが牛さんのゲップと糞尿らしいです。私も最近まで知らなかったです。なので牛さんの数減らす動きや、厄介な糞尿の再利用が出来ないかとテクノロジーが生まれそうな兆しがあるようです。

ただね、少し違和感を感じるんです。牛さん勝手に増やしたの人間だよね。大量消費大量生産の流れで数を増やしたのに、メタン出してるの牛っす。は中々責任転嫁が激しいというか…糞尿のエネルギー再利用は素晴らしいし、進めていく必要があるんだけど、姿勢としては「勝手に増やしてすぎてごめんなさい。その影響について我々のテクノロジーで解決していくんで。」ってスタンスじゃないと可笑しいよね。決して解決してやったぜ!ではないということを忘れちゃだめだなと。そしてこれってすべての環境問題に言える事だと思うんですよね。

本当に地球ってすごいなって思うんです。無駄な動植物いないし、環境すべてが完璧な一つのシステムみたいになってて、バランスもとれてる本来は。唯一のイレギュラーは残念ながら人間よね。システムでいうバグ、ウィルス的な。すべてのバランスを壊しまくってる。昨今のSDGsやエコの取り組みは、その罪滅ぼし、ようはデバックだよね。地球本来の正常なシステムになんとか戻していく。そのためにテクノロジーやソリューション用いてバグを取り除く。

ただ、人間はいなくならないから地球の中にウィルスは残り続ける。可能な限り自分たちの生活圏内で地球に影響与えないように暮らしていくことが必要で、そのためのテクノロジーなんだよね。地球という完璧なシステムを人間がどうにかできるなんて驕りで、こっちデバックしたら次こっちでバグった!になって結果カオスになることを理解しないと。この姿勢というか謙虚さがないと、どんなにテクノロジー進歩しても同じことの繰り返しで環境問題は解決しないんじゃないかなと。

牛さんのゲップ問題知っていく中で、その辺に違和感を感じたので言語化してみました。私もそうですけど、日常生活が地球にどんな影響を与えているのか、目に見えるものは少ないし、ゆっくり浸食していくから、どんな影響を及ぼしているのか実感がないんだよね。天気みたいに毎日何かで可視化して共有していく仕組みができると少しは意識変わるのかな…

微力ながらデバック作業私もしていこうと改めて思った次第です。では。


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