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喜ばれるセミナー資料の作り方

こんにちは、侑里です。

気づけば、講師業をスタートして
丸2年が経過しました。

ご新規さんによく言われるのは

「スライド資料が断トツで見やすい!」
「どこよりも丁寧な解説で初心者でもわかる!」

と、授業の構成やデザインを
褒めてもらえることが多いです。

(本当にありがたいです、、)

ちなみにAYAさんと
仕事をする最初のきっかけになったのも
スライド資料を見せたことでした。

そこで今日は、
喜ばれるスライド資料を作るための
ポイントをシェアしようと思います。

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見えない世界をビジュアル化する
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起業塾とかマーケティング塾とか
見える世界の話であれば
ビジュアルは必須ではないかもしれません。

でも、ぼくたちが扱っているのは
見えない世界の話です。

・見えない
・聴こえない
・触れない

そんな概念を、ことばや感覚だけで
明確に伝えるのは難しいかもしれません。

だからこそ、ぼくたちの講座では
図解やイラストでビジュアル化し
誰が見てもわかりやすいデザインにしています。

構造が複雑で、難解な概念でも
直感的に理解できるように工夫していますし、

専門家の叡智、海外の古い本や文献など
大量の情報をきれいにまとめて
ビジュアルに落とし込んでいます。

だいたい1回の講座で
資料の総数は100ページを余裕で超えるのですが
1ページたりとも手を抜くことはしません。

こういう話をすると、

「時間かかるし、面倒じゃない?」
「ホワイトボードの方がいいんじゃない?」

と思われるかもしれません。

実は、ぼくは生まれつき
脳にちょっとした障害がありまして、
情報の処理・理解・記憶が

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視覚優位に大きく偏っている
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という特性があります。

なので、ぼくは昔から

・人の顔を覚えることが得意
・絵やイラストなど視覚情報を記憶しやすい

という強みがある一方、

・文字だけの情報が苦手
・場面は思い出せるけど、
 細かい会話の内容が思い出せない

という弱みがあります。

(文字情報に弱いのに、
 よくコピーライターで起業できたなと
 不思議に思います。笑)

だから、ビジュアル化にしないと
自分自身が納得できないのです。

ホワイトボードでの講義はまだ良くても
フリートークの講義はめっちゃ苦手なのです。

そういう個人的な事情もあり
耳で聞くより、目で見て理解できる
デザインにしています。

デザインというと、
かっこよく装飾してセンスよく見せること
と思われてしまいがちです。

でも、見た目を派手に装飾するのは
資料制作においては最適ではありません。

本当のデザインでいちばん大切なのは

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わかりやすく伝えること
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見た瞬間、直感的にわかることです。

1〜2秒の間に一瞬で脳に届くデザインを
意識して作っています。

もし、東京の電車の路線図が
すべて文字情報だったら
何が何だかわからず混乱します。

でも鉄道会社・路線ごとに
色が分けられているから
直感的に判断することができます。

車の標識もデザインの一つです。

「車両通行止め」と見るより
赤丸に斜め線が引かれている図の方が
スピーディーに判断できます。

デザインとは、お客さんに
視覚的に感覚的に伝えることです。

そのデザインの力を活かして
皆さんの感受性に合わせて形成する。

美しいデザインより
伝えるということに真摯に向き合い
納得いく形に具現化するのが
ホンモノのデザインだと考えています。

AIで簡単にデザインが作れる時代だからこそ
改めて大事にしていきたいと思います。

侑里

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