セクシービースト済藤鉄腸

    • ルーマニア語詩の世界
      ルーマニア語詩の世界
      • 2本

コロナウイルス連作短編その49「血に飢えた鮫のように」

 大和空人はInstagramで"フランス人"と検索し、現れては消える写真を見る。男性には全く興味がない、彼はフランス人女性だけを探す。いちいち写真をクリックし、そこに映…

コロナウイルス連作短編その48「何か巨大なものが落ちてくる」

 槻舘アンナは自身のヴァギナを根占阿里沙に舐めさせる。今まで数人の恋人が彼女のヴァギナを舐めてきたが、彼女の舐め方が最も巧妙で、下品なものであるとアンナは確信し…

コロナウイルス連作短編その47「つまんねえ、こいつ童貞か?」

“そしてお前は地獄の門を潜ってもおそらく最初にやっているのはおまんこだろう”ーーチャールズ・ブコウスキー「イースト・ハリウッドの女たらし」  “つまんねえ、こい…

コロナウイルス連作短編その46「マジに救いようがない」

 神藤徠は一年ぶりにスーツを着るのだが、そこには何の問題もなかった。母親である神藤典子は“お前はデブだからどうせもうスーツは着れない”だとか“お前はニートでブタ…

コロナウイルス連作短編その45「もう何も生き返ることはない」

 部屋には哀川明莉とエーヴァ・プリーマギ、そしてアグスティナ・ガラヒオラの三人の女性だけがいた。明莉がこの部屋の持ち主で、エーヴァは彼女の恋人であり、アグスティ…

コロナウイルス連作短編その44「紫の光線」

 鍋潟民城は窓から殺風景な街並を眺めていた。コロナによって人影は掻き消され、その影響は民城がバイトしている喫茶店"Le Rayon vert"にも及んだ。明らかに客の数は減り…