リスタート 困った出来事とマインド

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

夏休みに長距離の旅をされる方もいらっしゃると思います。 私達は、今回の復路の長距離フライトで、預け入れ荷物一つがロストバゲージする、というハプニングがありました。

最初は追跡情報がなく、２週間の追跡調査と電話問い合わせ、空港に行って実際に探したりしました。その結果、やっと探していた荷物が発見され、無事に回収できました。

荷物が発見されるまでの期間は不安でした。どの様に心と気持ちを安定させていたかと言うと、マインドフルネスの瞑想と意識の持ち方にとても支えられました。

過去に経験したロストバゲージは、別の空港に行っていたり、又は荷物が乗り遅れた等、すぐに追跡できました。
今回は、どこにあるのか情報がない状況で不安、懐疑、後悔など様々複雑な感情がわいてきてモヤモヤしていました。

まさかの困った出来事は、いつでも起こる日常の一部なのですね。それを改めて認識する経験でした。

モヤモヤと悩みがわいてくる時に、マインドフルネスの瞑想を用いてみました。

例えば :

身体感覚、
呼吸の感覚、
地面にしっかりと接している足の感覚等に、
意識を集中する瞑想を１日一回していました。

意識を集中している間には、勝手に様々な考えや感情が沸いてきます。それらを俯瞰で観察している過程、それがマインドフルネス瞑想のプロセスです。

そして、そのうちに考えや感情は常に変化していると気付きます。
いつの間にか消えていき、また別の考えや感情がわいて来る、という繰り返しに気付きます。そして、目的やゴ－ル、期待は持たず、また自分への批判や、良い悪いと判断はしません。

身体や呼吸の感覚に集中する練習をしながら、すでに起きてしまった出来事「ロストバゲージ」を取り敢えず、しょうがないと受け入れることが出来ました。

２週間は不安な状況でしたが、なるべく平穏な心で過ごせました。

今回の例は、旅の終わりのロストバゲージでしたが、日々の様々な困った出来事にも、同じように俯瞰、意識の持ち方は参考になります。

今回は、幸い空港の係員の方々のプロフェッショナルなお仕事のお陰で無事に発見されて安心しました。協力して頂いた全ての方々に心より感謝します。

最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さま、良い一日をお過ごしください。