声を聴こう。こころとからだ、自分のぜんぶのために。
「こういうときって、自然の流れに任せればいいんですか?」
今までに経験したことのないようなことが次々と起きているとき、一体どうすればいい?というような、ご質問をいただきました。
こういうとき、気持ちに抵抗がなければ、自然の流れに任せるのもいいですよね。こころの赴くままに行動すればいいんじゃないかな、と思います。
と、堂々とおこたえしましたが、実をいうと、私にとってはめずらしいタイプの質問だったんです。くわしくお話を伺うと、ちょっとスピリチュアルな内容だったから。
そういうのはとくに専門ではないんですが、すごく自然に質問されたので、私もごく自然に返してしまいました笑。なのでこれは、私の個人的な意見です。
ただこのとき、ちょっとだけ気になったことがあったんです。だから今日はこのnoteで、ちょっとだけ補足させていただこうかと思います。
マイナスの流れにのらないために
気になったのは「自然の流れ」という言葉。
「自然の流れ」っていうといいように聞こえますが、その中には誰かの自分本位な考えや悪意のような、できれば受け入れたくないものも含まれていることがあります。
誰かが自分のために「自然な流れ」のような導線や、偶然のような機会を作っていることもありますしね。
たとえば、好きな子がいつも通る場所で待ち伏せて、その子が通りがかったときに「あ、今帰り?」と出くわすみたいなのもそうですね。誰かにつくられた自然です。
まぁこういう流れだったら、場合によっては乗っかっても問題ないかもしれないですが笑。
人がつくるものも全て自然の一部、という考え方もあると思います。ただここで言いたいのは、いくら自然にみえても、受け入れたくない流れもあるよね、ということ。
こころの声ってどう聴こえる?
とはいえ、そういう受け入れたくないものが「流れ」の中に含まれているときって、私たちはたいてい、気づくことができます。だから、そんなに警戒しなくても大丈夫なんですよね。
「なんか引っかかる」とか、「なんかモヤっとする」とかそういうの、感じたことありますよね?
それです。こころの声、つまり「無意識も含めた自分自身」からのサイン。
なんとなく不自然な感じとか、経験的によくない流れなんかを、私たちって思ってるより感じ取ってるんですよね。無意識に。
だから、「なんか引っかかる」と少しでも感じたときは、一度立ち止まって、じっくり自分と会話してみるといいんじゃないかな、と思うんです。
そうすると、別の選択肢も出てくるかもしれないですしね。
こころの声は、からだにもいい
もちろん、その感覚を無視して、「自然な流れ」にのることもあると思います。誰にでも。そのほうが自然で「そうするしかない」と思える場合も多いから。
でもそうすると、やっぱり嫌な感じがするものです。「なんかイライラするなぁ」「なんかストレス溜まるなぁ」「なんかすぐ疲れるなぁ」となるんですね。
こうなってくると、からだにも影響が出てきてしまいます。自分の気持ちや考えと実際の行動が乖離すると、こころだけじゃなく、からだにも不具合が出てきちゃうんですね。
気持ちもスッキリしない、からだもどこか調子が悪い。こうなるとツライですよね。避けたいです。
だから、やっぱりこころの声には、いつも耳を傾けておいた方がいいと思うんです。こころもからだも全部含めた、自分自身のために。
こころの声は「100%のこたえ」
自分自身のことを信じて、自分のこころに従う。あなたのいちばんの理解者は、自分自身ですから。
従うのは結構みんな慣れてますから、とってもカンタンです。学校で習ってますからね笑。
ただし、従うのは自分のこころ。自分自身。
そうしたら、どんな問いに対するこたえも、おのずと見えてくると思います。
自分のこころと会話してでた結果は、あなたにとってそれ以外は選べない「100%のこたえ」のはずです。
たっぷりと時間をかけて、自分自身と会話してみることをオススメします。
こころの声は、ふたりでも聴こえる
ちなみに、自分自身と会話するのって、何もひとりでやる必要はないんです。
もちろんひとりでもできますが、人と会話しながら、自分のこころの声に耳を傾けていると、案外スムーズにこたえが出てきたりします。
わたしのお店でも、トリートメント前後の時間や「ちいさなサロン相談室」を、そういう時間として使ってもらえたりするといいなぁ。
そういう話を聴くのって、なんか物語を読んでるみたいで、昔から好きなんですよね。
というわけで、そんな話がしたいときは、いつでも気軽に声をかけてください!
いつも、こころから応援しています。
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