りょうた(green_beeeer)

工学系大学院→民間企業→九州大学施設部→民間企業 | 30代、模索中 | クラフトビー…

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工学系大学院→民間企業→九州大学施設部→民間企業 | 30代、模索中 | クラフトビール大好き | 自転車大好き | 前向きな考え方大好き| 減酒中

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「ここを辞めたらもういく所ない」と考えていた僕にも「いく所はたくさんあった」という話

民間企業のエンジニア→国立大学職員(技術職員)→民間企業のエンジニアと経験してきた私が、転職について綴りたいと考えます。 初めて読む方は先にこちらを読んでいただけると私がどんな経歴か分かると思います。 ◾️「辞めたいのに辞められない日々」を送っていた自分私は27歳でメーカーから大学職員へ転職し、36歳まで在職していました。 そこで上司からのいじめを受けたり、過剰な労働環境を強いられたこともあり、顔面の痙攣が止まらなくなったり、アルコール依存症予備軍になったりとあまりよくない

    • 【体験談】公務員への転職を進めない理由

      今回は民間企業のエンジニア→国立大学職員(技術職員)→民間企業のエンジニアと経験してきた私が、国立大学職員(以後、大学職員)への転職についての私見を綴ります。 現在、転職・就職を考えている方の参考になればと。 前提として、個人と企業(団体)の間には相性があるので一概にどちらが悪いとは言えません。しかし、私が経験してきたことは相性の度を超えていました。実際に労働監督署へも相談に行きました。noteでネガティブなことをわざわざ綴ることないと考えましたが、これ以上誰かに私と同じ過

      • 40代直前で大学職員からプライム上場企業に入社できた話

        今回は大学の施設系技術職員として施設の設計や工事の施工管理、設備の保全などの業務で電気系を専門として担当している私が、民間企業から内定をいただき、転職活動を終了するまでを綴ります。 大学職員はもちろんゼネコン業界やビルメンテ業界で働いている方でも応用できる話と思いますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。 初めて読む方は先にこちらを読んでいただけると私がどんな仕事をしているかという前提が分かるかと思います。 また私がこれまでの転職活動を読んでいただけると、どんな企業

        • 大学職員の転職活動失敗記録~ベンチャー企業社員へ~

          今回は大学の施設系技術職員として施設の設計や工事の施工管理などの業務で電気系を専門として担当している私が、とあるテック系ベンチャー企業の審査に合格するまでの話を綴ります。 今回の話は大学職員はもちろんゼネコン業界やビルメンテ業界で働いている方でも応用できる話と思いますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。 初めて読む方は先にこちらを読んでいただけると私がどんな仕事をしているかという今回の前提条件が分かるかと思います。 ■きっかけ~病を発症~転職活動をしようと考えたき

        「ここを辞めたらもういく所ない」と考えていた僕にも「いく所はたくさんあった」という話

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        • クラフトビール
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        記事

          大学職員の転職活動失敗記録

          タイトルでネタバレですが。 ここ1ヶ月ほど転職活動をしていました。ある企業に夢中になって、一日中その企業の採用審査のことばかり考えていました。その企業はクラフトビールを扱う企業。商品もだけどその働き方が面白かった(落ちた今となっては書いていて悲しいが)。ということで現状、大学で施設系技術職員として働いている私が「どんな企業に」、「どんな挑戦をして」、「どんな結果となったか」を綴りたいと思います。転職は誰もが考える事でしょうから、「うまくいかなかった事例をひとつ知っとこうか」

          大学職員の転職活動失敗記録

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年2月(4)】

          ここでは大学職員として施設の設計やメンテナンスというニッチな分野を担当している私が、今週取り組んだ主な業務を週報として挙げます。”大学で技術系職員として働くことを考えている方”の参考になればと更新しています。初めて読む方は先にこちらを読んでいただけると伝わりやすいかと思います。 ■2月22日(月)1.大規模工事現場における定例会議 ■2月23日(火・祝)お休みでした。 ■2月24日(水)在宅勤務1.少額工事の工事日程の調整・伝票整理 ■2月25日(木)1.前期入試対応

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年2月(4)】

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年2月(3)】

          ここでは大学職員として施設の設計やメンテナンスというニッチな分野を担当している私が、今週取り組んだ主な業務を週報として挙げます。”大学で技術系職員として働くことを考えている方”の参考になればと更新しています。初めて読む方は先にこちらを読んでいただけると伝わりやすいかと思います。 ■2月15日(月)在宅勤務1.少額工事の日程調整と伝票整理 ■2月16日(火) 1.大規模工事現場における定例会議 2.所属部署の定例会 「1」では工事の進捗状況や現場で懸念されるトラブルなど

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年2月(3)】

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年2月(2)】

          ここでは大学職員として施設の設計やメンテナンスというニッチな分野を担当している私が、今週取り組んだ業務を週報として挙げます。”大学職員として働くことを考えている方”の参考になればと更新しています。初めて読む方は先にこちらを読んでいただけると伝わりやすいかと思います。 ■2月8日(月)在宅勤務1.プレハブ建屋撤去工事の立ち合い とあるプレハブ建屋の撤去工事に立ち会いました。これは退職した教員が現役の頃に建てたプレハブです。プレハブ内には巨大な実験機器(真空環境を作り出す機器

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年2月(2)】

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年2月(1)】

          ここでは大学職員として施設の設計やメンテナンスというニッチな分野を担当している私が、今週取り組んだ業務を週報として挙げます。”大学職員として働くことを考えている方”の参考になればと更新しています。 初めて読む方は先にこちらを読んでいただけると伝わりやすいかと思います。 ■2月1日(月)1.少額工事の設計図作成 ■2月2日(火)在宅勤務1.少額工事の設計図作成 ■2月2日(火)1.工事現場にて施工方法の指示 2.レンタルオフィスの見学 3.工事現場にて現場用電力ケー

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年2月(1)】

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年(2)】

          ここでは大学職員として施設の設計やメンテナンスというニッチな分野を担当している私が、今週取り組んだ業務を週報として挙げます。初めて読む方は先にこちらを読んでいただけると伝わりやすいかと思います。 ■1月11日(月・祝)祝日でお休みでした。 ■1月12日(火):在宅勤務1.少額工事の伝票整理 在宅勤務で伝票整理してました。相当はかどりました。電話対応や余計な雑音が無い分、集中力が途切れることがないので有難い体制です。 ■1月13日(水) 1.少額工事の伝票整理 ■1月

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年(2)】

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年初】

          ここでは大学職員として施設の設計やメンテナンスというニッチな分野を担当している私が、今週取り組んだ業務を週報として挙げます。初めて読む方は先にこちらを読んでいただけると伝わりやすいかと思います。 ■1月4日(月)代休先日休日出勤した分の代休をいただきました。 ■1月5日(火)1.溜まっていたメールの整理 2.昨年度に完了した少額工事の伝票整理 3.大型案件に関して学外に説明する資料の決済 「3」について昨年末に準備しておいた資料に、上長から決済をいただきました。今は

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2021年初】

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2020ラスト】

          今週の主な業務を挙げていきます。今回は少し長くなってしまったのですが、お時間ある方は最後まで読んでいただけると嬉しいです。 12月21日(月)1.トラブルが発生した設備の現場調査【概要】前日の日曜日に大学キャンパス全ての電気設備を停電させて精密点検(法定点検)↓翌日の月曜日の朝一に自動扉にかかわる設備に不具合が発生していることが判明↓現場調査し原因を特定後、設備メーカーに取替部品を発注し復旧予定時期を確認↓ユーザーに復旧予定時期を連絡。復旧までの対応策を提案 この日はとに

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2020ラスト】

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2020.12(2)】

          今週の取り組んだ主な業務を挙げていきます。 12月14日(月)有休お休みでした。 12月15日(火)1.トラブルが発生した設備の現場調査 2.有休中に溜まったメールを返信 3.小規模工事の現場確認・日程調整 「1」でキャンパス中を歩き回って現場調査しました。設備というのは突然壊れることが多いので、その時のユーザーからの苦情は堪えます(汗)予防のため事前に交換したいのはやまやまですが、予算がないのでそれも難しく・・・。アピールはしているのですが、力不足で満額予算をもら

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2020.12(2)】

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2020.12(1)】

          11月30日(月)1.完了した工事の請求書類を整理 2.設備の不具合対応 3.書類倉庫の片づけ 「1」のように大学では「空調が壊れたから取り換えて」とか「実験機器を増やしたいから電源を増強して」といった修理や増設のための小規模な工事が多くあります。大学によって件数は全く違いますが、うちの部署への依頼数は完了案件も含めて既に500件を超えています。こういった小規模な工事での経験が、建物の新築など大規模な工事に活かされると思います。 12月1日(火)1.設備の不具合対応

          知られていない大学職員の”ある仕事”【週報2020.12(1)】

          知られていない大学職員の”ある特権” 【週報2020.12(2)】

          12月7日(月)1.規模が大きい案件の検討会 2.請求書類の整理 12月8日(火)1.規模が大きい案件の検討会 2.所属部署の定例活動報告会 「1」については、とにかく予算が足りないことについて主に議論することになりました。どこの大学も同じような話をしていると思います。これは50代の先輩職員から聞いた話ですが、「バブル時代よりも今の方が工事業者の人件費が高い」とのこと。予算も足りないし人件費も高いしで苦しいなぁ。 それはさておき、最近色んな会議がZoom会議に切り替

          知られていない大学職員の”ある特権” 【週報2020.12(2)】

          知られていない、大学職員の”ある仕事”2

          前回に引き続き、大学職員(技術職:施設系)について書いていきます。 今回は「大学の施設系技術職員はどういった専門に分かれているか」について紹介します。事務的な分野は省き、専門性の高い技術的な分野のみを紹介しています。大きく以下の3分野に分かれて、それぞれの専門分野を学んだ技術者が配置されていることが一般的です。 1.建築分野 【範囲】 ・構造:建物の骨(鉄筋やコンクリートの強度など) ・意匠:建物の外観(壁面や内装、窓、屋上防水の仕様など) 【具体的なお仕事】

          知られていない、大学職員の”ある仕事”2