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知られていない大学職員の”ある特権” 【週報2020.12(2)】

12月7日(月)

1.規模が大きい案件の検討会

2.請求書類の整理

12月8日(火)

1.規模が大きい案件の検討会

2.所属部署の定例活動報告会

「1」については、とにかく予算が足りないことについて主に議論することになりました。どこの大学も同じような話をしていると思います。これは50代の先輩職員から聞いた話ですが、「バブル時代よりも今の方が工事業者の人件費が高い」とのこと。予算も足りないし人件費も高いしで苦しいなぁ。

それはさておき、最近色んな会議がZoom会議に切り替わりました。個人的にはすごくよかったと思っています。無駄な話が減るので。加えて各人の顔が画面に表示されるので、表情の変化が見やすくて面白い。ワイプ芸大事だな。

12月9日(水)

1.規模が大きい案件の検討会

2.修繕工事の日程調整

3.設備に不具合発生したためメーカーに連絡し修繕計画を検討・実施

12月10日(木)

1.規模が大きい案件の検討会

2.前日に発生した不具合の修理を実施、不具合解消


12月11日(金)

1.規模が大きい案件の検討会

2.設備増強のための現場確認

「2」については、施設に設置してあるスピーカーの数を増やしたいとのことで現場にて打ち合わせ。今後の増設計画を僕が検討して提案することに。僕の仕事は、こうやって依頼を受けて応えた結果、喜ばれることも多いのでそこにやりがいを見出せることもあります。

話はとびますが、以前、僕は農業機械メーカーでエンジニアをしていました。(業務内容や転職理由などの詳細は別の機会に書こうと思います。)幸い、大きな企業に就職できたので、業務内容が細分化されていて、とにかく開発に集中できる職場でした。しかしその反面、なかなかエンドユーザーと会って反応をみるということはありませんでしたし、自分の仕事が誰かの役に立っているという実感は正直、薄かったです。今の仕事は良くも悪くもユーザーからの反応が返ってくるので自分が何かをつくっているという実感があります。「”自分の工夫次第で大学が良くなる。”とか自分の考えた方向に大学の環境が整備される”というのは実はすごい特権では!」と大げさに感じることもあります。まぁ実際には”予算”とか”立場ある人の考え”とか”お金をちゃんと使っているか審査する外部機関”とかあるんで、僕がやれることは広くはないのですが(汗)。でもそれでも、こうして自分の仕事の魅力をスムーズに文字に起こすことができる幸せを有難いと思います。あのとき、当時の自分にとって最大限の勇気を出して転職してくれた自分に感謝して、締めくくった一週間でした。

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