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1/6(金)ラストランプ1stワンマン LIVE「未来Sparkle」感想レポ

飛び出せ 今だ! Going Going
まちがってなんかないこと
ここに見えている景色が 確かな答えだ
迷わず 進め! Going Going
どんな瞬間も ぜんぶ超えて
光れ!光れ! 僕らの 未来Sparkle 

ラストランプ「未来Sparkle 」


こんにちは、灰色です。

普段noteにアップしているLIVEレポはほとんどがアイドルグループ・Finallyのことばかりなのですが、今回は別でして、4人組のガールズバンド・ラストランプの結成1周年記念1stワンマンライブ「未来Sparkle」に行ってまいりました。

と言いつつ、実はラストラさんのことはほとんど知らず、Finallyと同時に対バンに出られていたのをわずかに2回観たことがあるだけでした。よって、本来であれば自分のような、にわかですらない通りすがり風情がレポートをアップするなど僭越極まりない真似だとは思うのですが、あまりにもこの日のLIVEが素晴らしかったため、その記録として自分自身のためにも、簡潔ながら感想を書き残すことといたしました。

そのため、以前からのファン(トラっこさん、でいいのかな?)の方々からすると誤りや勘違い、失笑ものの記述も多くなってしまうかとは思われますが、何卒ご容赦ください。

また、記事中の画像についてはTwitterの公式アカウント様に掲載されたもののみを使用しておりますが、不適切なものや削除すべきものがございましたら、恐れ入りますがご指摘いただけますと幸いでございます。

以上、前置きが長くなってしまいましたが、まずはワンマンに行くことにした経緯を少しだけ。

初見のときも2回目も、ラストラさんを見たのは今回のワンマンと同じく六本木unravel tokyoだったのですが、とにかく印象的だったのはステージ上で楽しそうに歌い奏でている4人の笑顔。そして、メッセージと疾走感を両立した楽曲をステージに堂々と立ってまっすぐ伝えてくる、ボーカル・文稀さんのエネルギーあふれる歌声に惚れ込みました。

それでいて、MCは大変ゆるくてほのぼのしていて、独特の、けれどとっても優しくて心地いい空気感に溢れる4人組。バンドに対して使う言葉ではないのかもしれませんが、カッコよさだけでない「あったかさ」みたいなものを感じたことを、強く覚えています。

ただ、その後は主現場(TMRとか)と被っていたこと、あとは大変申し訳ないことに、現在CDを聴ける機器が手元になくて復習予習をできていなかったこともあり、ラストラさんを目当てに出かけていくことはありませんでした。

それでも、定期的に思い出すあの個性的な「あったかさ」、耳から離れない楽曲、そして客席を本当に嬉しそうに眺めるメンバーの笑顔。それらを思ううち、いつも通りの「覚悟決めたら一心飛び込め」精神(Finally「WILD BRAVE」より)を発揮し、ほとんど何も知らない初心者ながらもワンマンのチケットを購入してみました。

ちなみに、会場の規模が違うので比較対象として適切かは分かりませんが、バンドのワンマンライブに参加するのは昨年のTHE ORAL CIGARETTES(たまアリパラデジャ)以来2回目です。(TMRはバンドとはまた違うので)

また、これ以上ないタイミングで1/6(開催当日)のAM0:00には新アルバム「オレンジ」がサブスク解禁と共にリリース。こちらに収録されている曲だけは即予習することができました。幻想ノイズのインパクトは凄かったです。

でもって、寝て起きたらもう夜にはワンマンだったのですが……思いきって行った自分偉い!よくやった!珍しく褒めてやりたい!!というくらい、本当に素晴らしく充実した、言葉にしきれないほど最高のLIVEでした。詳しくはこの埋め込みツイートの後から。

バンドのライブレポをちゃんと書くのは初めてなので勝手が分からないのですが、とりあえずセットリストの中で印象的だった曲について書いていく形で進んでいきたいと思います。

1.僕らのうた
ワンマンLIVEのスタートに相応しい曲名と歌詞だなあ、というのが初っ端の印象。そして文稀さんの歌声の伸びが最初からすごい!この時点で来てよかった感が全身から溢れてきて、テンションはすぐにMAXに。

4.幻想ノイズ
イントロから加速度と爽快感が全開ながら、歌詞では精一杯抵抗しても空振ってばかりの現実の虚しさを歌うという、カッコよさと悲しさが表裏一体になっている超クオリティの曲。音源に比べても、LIVEでは音の厚みと共に切々とした感情がずっと強く伝わってきました。

6.PopOut!!
ジャンプ&タオル回し曲。歌い出しからサビまで、この曲のインパクトに一発でやられてラストラが気になり始めたので、この日に最高の形で聴けてめちゃくちゃ嬉しかった!単に沸いて騒ぐだけじゃなくて、4人の作り出すサウンドに包まれながら一緒に遊んでいるような多幸感に溢れた曲です。

8.散々
文稀さんが歌うダークテイストなバラード、最高すぎる……。完全に呑み込まれました。あれほどの歌唱力&演奏だから当たり前ではあるのですが、 バラードこそLIVEで聴きたい派の自分としては、特に至福の時間でした。これは西川兄貴やMegRinka様もそうなのですが、声量を表現力に変換して歌い上げられるバラードは、完全に胸を掴まれる感覚がして大好きです。

12.オレンジ
事前にこの曲に込めた想いをMCで語られてからのパフォーマンス。それだけでもう刺さらないわけがありません。歌詞の一言一句、一文字ずつをすごく丁寧に歌っているのが伝わってきて、文稀さんの言葉とこの曲を、この日にここで聴けてよかった、と自分でさえも感じられました。 自分は特に、「恐れず、なんて出来なくても」という言葉選びが大好きです。

en1 ヒカリ
en2 羅針盤

アンコール中〜MCまでのことと、それからこの2曲については、自分ごときが語るのはお門違いというものかもしれません。それでも、とにかくありったけの想いが、まっすぐ伝わってきました。その上で、今日この日のLIVEが本当に最高のステージだったと心底思わせてくれた、こちらから大声でありがとうと伝えたくなった、そんな時間でした。

w.en 未来Sparkle
本編ラスト&ダブルアンコールでの大トリは、この日のイベントと同名のこの曲。楽曲そのものも、ラストの畳み掛けるようなダブルサビなど、語りたい素敵ポイントが色々あるのですが、ここでは控えましょう。

4人それぞれが、きっと心の深い深いところから、涙を堪えつつ語りかけてくれたMC。その後に「砕けた心も集めて 繋いだ願い 光放つ星になれ!」と奏でるラストランプの、涙が乾かないままに振りまかれる笑顔は、何よりも眩しかったです。

このワンマンは1年目の集大成であると同時に、足を止めず2年目へ踏み出し、さらにその先の「未来」へ向かうスタートの日。「光れ!光れ!光れ!」と拳を振る姿からは、そんな宣言が伝わってくるようでした。

ラストランプの進んでいく未来、見てみたいな。

拳を振り上げてステージを見上げながら、純粋にそう思いました。


こうして、ダブルアンコール含め16曲という、圧巻のLIVEは大団円を迎えました。

一年間、あるいはそれよりもっと長い間ラストランプを応援してきたトラっこの皆さんにとっては、本当に忘れられない一日になったことと思います。

もちろん、この日の最高のステージには、自分も心の底から感動していました。しかしながら、彼女たちのキャラクターも、一人一人の歩んできた背景も、積み重ねてきた苦労も、演奏される楽曲さえもロクに知らずに来た自分が、これほどに素晴らしい、光り輝く記念碑のような場所にいていいのか、ましてそれを我が物顔で語って文章として残していいのかと、心を揺さぶられつつも公演の最中から身勝手に悩んでいたのも事実です。

それでも、文稀さんがMCで「今日、みんながここにいてくれること」が大切なんだと、そして「自分一人いてもいなくても一緒、なんて思わないで」と語ってくれたことで、何も知らずに来て楽しませてもらっているだけの自分にも、もしかしたら今ここにいることに意味があるのかもしれない、と思うことができました。

そしてまた、そんな自分ですらも一瞬で心惹かれ、魂を掴まれ、ずっと先の景色を見たくなる、そんな素晴らしいパフォーマンスをしてくれるバンドが今ここにいることを、彼女たちが迎えた記念日のことを、批判されてもいいからせめて自分なりに伝えたい・残したいと思い、拙く冗長ではありますがこの記事を書き上げました。

これから先、間違いなくさらに飛躍していくであろうラストランプという素敵なバンドの、記念すべき1stワンマンの記録として、わずかでも彼女たちの素晴らしさを伝える手助けができましたら、これほど嬉しいことはありません。

訳あって自分は春以降の予定が全く見えない身のため、チケットを買いました!と今ここで書けないことが大変歯がゆいのですが、最後に彼女たちの次なるステージである2ndワンマンの告知画像をお借りしまして、本記事を終えたいと思います。

最高のLIVEを本当にありがとうございました!

2年目のラストランプの活動も、心から応援しています!!


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