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命を懸けて伝えます。誰しもが人生で一度はコンサルを経験すべき理由②:起業編

誰しもがなぜコンサルを経験すべきなのか、前回の記事に続きお話しします。
前回は企業人として生きていく場合に、どのようにコンサルの知見・経験が活きるのかを書きました。

今回は、【起業】について語ります。
求職者(=転職したい方々)と初回面談をしていると、将来起業したいという方が結構います。

こうなると、「コンサルに行くべき」とアドバイスさせていただくことになります。あらゆる業界の中で、コンサルが最も起業に役立つからです。

【能力】と【業界・領域の知識・経験】の2点から説明したいと思います。

【スキル】
もちろん、前編でお伝えした基礎的なコンサルスキルも十分起業に活かせます。例えば、ロジカルシンキング、論点思考、ドキュメンテーション能力…etc

しかしながら、もっと重要なスキルがあります。それは…

未経験の領域でも、独力で打開する力


です。
コンサルはどの業界にも属さない性質上、知らない業界のプロジェクトに急に配属されます。私の場合、玩具企業からコンサルに転職し、いきなりタイヤ企業のプロジェクトに入りました。

この時、業界の商材・知識に加えて、プロジェクトの内容もインプットしなければいけません。
ちょうど皆様が新卒で会社に入ったら、研修・フィールドワーク・OJTなどを通して、バリューチェーンをゆっくり理解するようなイメージです。

企業によっては、新人研修に半年などの長期間で上記をインプットしますが、コンサル案件に入るために半年なんて待ってもらえるはずはありません。与えられてせいぜい1~2週間です。

プロジェクトに配属される度に、新しい業界に関する情報のシャワーを浴びて、いざプロジェクトに入ったら、あたかも長期間業界を経験していたかのように議論に入らなければなりません。
プロジェクトは早くて半年で変わります。仮にコンサルに3年務めて、半年で変わり続けた場合、6個もの業界・個別企業の知識が付くわけです。

これは、ビジネス領域についても同じことが言えます。
マーケティング、テクノロジー、システム改革、PMO、セールス改革など、色々なプロジェクトを経験することで、文字通り「経験者」になることができるのです。

上記まとめると、
”未経験”の業界・領域について、何度も情報のシャワーを浴び、工夫しながらインプットすることで、キャッチアップ力が付く
この経験が、独力で打開する力の源泉となるのです。


【業界・領域の知識・経験】
こちらはいたってシンプルです。
前述の通り、未経験の業界・領域を幅広く経験することで、多様なフィールドで「経験者」になることができます。

例えば、私の弟のケースです。
・大手自動車向け、EV市場調査
・大手医療機器メーカー向け、政府からの支援金申請・用途割り振り
・大手製薬メーカー向け、コントラクトMRのランク付け、契約延長ラインの設定
・大手自動車向け、業界のトレンド調査
このように、少なくとも2~3年で、自動車・医療の、市場調査・政府の支援制度・営業など、様々な業界を経験しているのです。

いざ起業するとなったとき、この多様な経験の中で、一番成功しそうなビジネスを選べばよいのです。
未経験の領域よりも知識・経験がある分、失敗の確立が低く、単価の上げ方も分かるはずです。

【まとめ】
長くなりましたが、コンサルでの経験が起業に活かせるポイントは以下です。
①【能力】=”未経験”の業界・領域について、何度も情報のシャワーを浴び、工夫しながらインプットすることで、キャッチアップ力が付く
②【業界・領域の知識・経験】="経験"した業界が増えることで、起業の幅が広がる

未経験へのキャッチアップ力、経験が増える、未経験/経験両面から、コンサル業界は起業に有効であると言えます。

弊社は目先のコンサル転職だけでなく、起業する際にはサポートしています。
ただのエージェントのような利益本位ではなく、より多くのビジネスリーダーを生むことが、弊社のミッションです。

ご連絡いつでもお待ちしております。
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