通常面接②:軸軸軸!全ての質問に軸を用いて"構造的に話せる"人材に

通常面接①では、1問1答で返さないよう指摘をすることを述べましたが、コンサルファームでの面接では単に話を広げるだけでは”コンサル適正がある”とは思ってもらえません。また、話がついつい長くなり、冗長に聞こえてしまうかもしれません。
(コンサル以外の普通の面接でも同じです。)

前回も述べましたが、改革が進まない理由を、ベテランからの反発と答えると…
他にはないの?それで全部なの?なぜそれが重要なの?という回答が返ってきてしまいます。

これを解決してくれるのが、フレームワークや相対論です。
フレームはよく耳にする4Pや3C、ヒトモノカネなどです。これは割と知られていますね。これを使って網羅感を出すのは1つの方法ですが、質問の内容によってはフレームがハマらないことがあります。

もう一個、このような事態を補填し、構造的に話すことにおいて相対論を使いこなすことが非常に重要です。例えば、定量/定性、短期/長期、量/質など
私が相対論と呼んでいるのは、大上段として”これ以上世の中に存在しない”軸を提示することで、網羅感が出て納得感がでるからです。

物事を分析するとき、同じ粒の大きさでは定量と定性しか世の中に存在しませんよね。
他の例でいくと、転職エージェントのサポート内容を評価する際、量と質以外に何かありますか?細かいことを上げると全てこのどちらかに集約できます。

軸で話すことを念頭に、回答する際に最初に軸を出します。「量・質の両面あると思っていまして…」と。
その後、「量については…」「質については…」と続けます。例えば、一つ一つの話が長くなったとしたら、軸と軸の間で、「質についても続けてよいでしょうか?」と相槌を入れることもできます。コミュ力、相手のことを気遣いながら話す能力として評価アップにもつながります。

相対論の引き出しを多くもっておくことで、構造的に話すことができるようになり、頭がいいと思われる話し方もできます。

で、実際に
面接官:社内で改革が進まない理由は何ですか?
転職者:

転職者は何と返すのが正解でしょうか?
これについては機密情報なので、実際に支援する方には詳説しますが、ここでは割愛します。
もし面接(コンサルに限らず)を控えていて、この回答がピンとこない方は危険です。いつでもご相談ください。
https://grandia-career.com/contact.html

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