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猫はいつでも幸せでなくてはならない

夏になると、紫外線アレルギーによる肌荒れが起きる。去年はかなり酷く、日焼け止めを塗っても手の甲には強いアレルギー反応が出た。
薬を塗ってもなかなか治らず、甲の一部分の肌理がなくなってしまった。

それから1年後、今年の夏もやはりアレルギーは出てしまったが、初冬の今、皮膚は見違えるようにきれいになり、なくなっていた肌理もだんだんとできた。最初は荒かったのが、今は通常通りの細かい肌理になっている。

キズは治るのだ。

心のキズはどうだろう。
正直、今年は辛い思いの方が多かった。
人生で初めて、消えてしまいたいとも思った。
ワクワクする気持ちになれず、ただフランス語レッスンだけは力を注げたかなと思う。

それが最近、久しぶりに絵を描きたいなと思ったり、来年行きたい場所や、やりたいことのリストアップもしたくなったりしている。
少しずつ回復していっているのだろうか。


仕事の合間や、心が疲れた時、よく観ているのが、Instagramの動物の画像や動画だ。

私は一部を除いてほとんどの動物が好きだ。
犬派・猫派と尋ねられても選べない。
しかし、鳴き声となると猫に軍配が上がるかもしれない。
犬に比べて表情に乏しいと言われる猫だが、実際は鳴き声のバリエーションが多く、実に表情豊かな生き物だ。
喉を鳴らすグルグル音、ニャーと鳴き、ぶぢゅぶぢゅと面白い音を出して文句を言ったりしている。


野生の成猫はめったに鳴かないのだそうだ。
鳴くのは飼われている猫で、飼い主とコミュニケーションを取っているらしい。野生の猫で人間に対しニャーと鳴くのは、それなりに人と接している猫なのだろう。

人に飼われるということが猫にとって幸せなことかはわからない。
しかし、人に愛されているからニャーと鳴けるのだ。
喉がグルグル鳴っている。丸い前足でふみふみしている。お腹を上下させながら穏やかな表情で眠っている。そういう猫の姿は平和の象徴だ。


我が家は自分たちで精一杯で、動物を飼うことはできない。
もっぱら画像と動画で楽しんでいる。
それでも、猫の体温やふわふわした毛並みを想像し、猫の幸せを感じ取ることはできる。
猫が幸せだと、私も幸せな気持ちになる。
すべての猫が幸せであれ。

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