見出し画像

1年越しのWelcome

その服を見かけたのは約1年前だ。
ディナーショー、正確に言えばランチショーだが、そこに着ていく服を買いに行ったときだった。
あちこち見回っていてその服を見かけ、素敵なデザインだと思ったものの、別のブランドのジャケットとスカートを買ってしまったため、それは買えなかった。

IROFUSIというブランド、ろうけつ染めと墨染めを組み合わせた「ろう墨染」という技法を使って染めている。
隣のスペースはYohji Yamamoto、斜め前はJunya Watanabeと言えば、なんとなくそのテイストがおわかりいただけるだろうか。しかし、そこまでアヴァンギャルドでなく、デニムにもモード系にも合わせられそうだ。

私が気に入ったものは、白地に墨染めのシャツブラウスと言ったら良いのだろうか。遊墨染めという、デザイナーが墨を散らしてランダムな模様が描かれているシリーズのようで、自然と人工的なものが融合したナチュラル且つモードなデザインだ。
ジャケット的に春なら薄手のタートル、夏ならTシャツなどをインナーをすると良さそうだ。

私はそのブランドの服が忘れられなかったが、なんやかんやで再び行くまでに1年かかってしまった。
軽く着心地が良い。1点もののわりに良心的な価格である。
当初は春なのでピンク系を予定していたが、思い切ってこちらのブランドの服を買うことにした。


私が買ったデザインのものは、オンラインショップにはもうなかったので、昨シーズンの残りなのかもしれない。それとも、私が再び訪れるのを待っていてくれたのだろうか。
中に着るグレー地に同じ遊墨染めのタートルも買った。

この2枚を今月末近くのあるイベントに着ていく予定だが、はたして気温がどうなるか。少し寒い程度ならストールと組み合わせたいが、あまりにも寒ければ手持ちのセーターにしようと思う。

1年越しのWelcome。
袖を通す日が待ち遠しい。


#毎日note
#note
#日記
#障害者
#車椅子
#身体障害者
#IROFUSI
#服
#ファッション
#モード
#ショッピング

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?