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知的で紳士なキューピーおじさん

山田五郎さんのYouTubeをずっと見ている。
単に絵を見るだけでなく、その作品の裏にある様々なストーリーを知ることで、より深くその作品を観賞することが出来る。それは当たり前のことだが、美術館の説明書きはあまりに品行方正すぎて、画家を身近に感じられない。山田五郎さんの解説で、画家たちも、パトロンたちも、その時代に生きた人間であったことを改めて理解することができる。

山田五郎さん、こう言ったら本当に失礼なのだが、サブカルチャーに詳しい、オタクっ気のある、ちょっと近寄り難いおじさんのイメージだった。(かなり表現を和らげた 笑)
ところが、彼の解説や美術に対する考え方などを視聴していると、彼は非常に教養があり、進んだ考え方をしている方だなと感じる。
最初は「夜の世界に生きる少しキモいおじさん」(あ、言っちゃった)と思っていたが、今では見方が180度変わり、「なんと素敵なおじさま」という感じがしている。

男女を問わず、私が魅力的だなと感じるのは教養のある人、知的な人だ。それは単に勉強ができる人なのではなく、様々な知識があり、また実体験を通して知識の裏付けをする、頭の中がふくよかな人だ。
彼は「好きな物事ならわざわざ知識を求めようとしなくても、自然と知識は増えていく」と言い、「豆知識を繋ぎ合わせるのではなく、太い幹を知り、太い枝を知れば、自然と細い枝も葉も理解できる」と言う。知識と知識を結びつけることが知性だと思っていた私は、彼の言葉にガツンをカウンターパンチをくらう。

山田五郎さんが、実際にどのような方かは存じないが、メディアを通して拝見する姿は、知的で落ち着いたユーモアと若干のエロ感を持った紳士である。
もしもトークショーなどがあれば、ぜひ拝見したい。
ついでに、キューピーさんのようなヘアスタイル(?)も拝ませていただければ、幸運が掴めそうな気がしてならない。


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