血圧と塩分の関係
日本人は、血圧が高い。
高血圧が多いのは、漬物、塩を使った保存食、など、塩蔵物が多いからだと言われ始めたのが、戦後こと。
血圧と高血圧の関係については、多くの研究者が報告し、減塩による降圧効果は常識なった。
一般家庭でも、
高血圧予防には、" 減塩 " という意識が広がり、いまや減塩味噌、減塩醤油など減塩食品がたくさんあります。
なぜ、塩分を摂ると血圧が上昇するのか?
血圧の上昇要因
・ 動脈硬化 ー 血管の抵抗が上昇
・ 心臓から血管内に送り出される血液の量が多くなる
上記の2つが原因になる
塩分と血圧の関係は、後者が大きく関係していると言われている。
少し血圧の上昇の理屈についてお話しします。
料理で、魚や肉や野菜に塩をふりかけると、すいぶんがでてきます。
これは、塩が水分を吸い寄せるという性質を利用した調理法で、保存の効く漬け物や干物などの塩蔵物は欠かせない手法です。
塩は人間の体の中でも同様な現象がおこります。
なので、塩分を摂れば、摂るほど体内を循環する血液が増え、心臓から送り出される血液量も増加して血圧を上げてしまうという仕組みです。
日本高血圧学会では塩の摂取量の基準を説明しています。
1日 6グラム以下に抑えるように推奨しています。
しかし、塩分を幾ら減らしても、血圧が下がらない人がいます。
このような方は "食塩感受性が低い" つまり食塩摂っても血液が増加せず、ドロっとした血液になるということです。
それで、血圧が上昇することになってしまうのです。
このことから、わかるように多くの人は、減塩をすれば、塩分を控えれば、血圧を下げられると思っている方が多いと思いますが、それは、できません。
でも最近の研究から、
無関係に心臓・血管に悪影響を及ぼすことがわかってきました。
自分の食塩感受性を調べる為には、入院して検査が必要になります。
検査は、現状の病院状況だと難しいかもしれません。
高血圧・心筋梗塞・脳卒中など、様々な血管の疾患が心配な方は、食塩感受性に関係なく、減塩を心がけをした方が良いと思います。
私自身も、予防対策として手洗いを気にかけている
病院で処方された血圧の薬を、独自の判断で中止することは大変危険です。注意してください。
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