第一回-古民家リフォームのはじまりはじまり~
ごーやー荘エナジャイズ
エナジャイズとは「活性化」という意味らしいですが、単なるリフォームではなく、これをきっかけにごーやー荘がますます盛り上がっていくようにすることが目的です。
ごーやー荘では昨年12月から1月下旬まで、クラウドファンディングを行いました。
水周りのリフォームと客室の静音化、そしてウェブサイトのリニューアルが目的です。そしてたくさんのご支援を頂きました。
最初、リフォーム業者に依頼することを考えていましたが、クラウドファンディングで得られた金額の予算的なことを考えて、できるところは自分でDIYでやることに。
そもそも15年近く、この古民家宿を維持してきたのもかなりDIYによるものが多くて、部材さえあればそれこそ自分で加工・組み立てや配線・配管も自分でやってきました。
季節的にもちょうど暖かくなっても来たし、梅雨の長雨と夏の暑さが訪れる前に仕上げようと。いやそれ以上にお客様に早く快適に過ごしていただけるようにしようと。
屋根の防水
リフォームに入る前にまず洗面コーナーの屋根の防水塗装です。
沖縄は年中常夏の青い空と碧い海というイメージが強いですが、結構雨が多いのです。日照時間のランキングでは47都道府県中42位!日照時間≠降水量なので一概には言えませんが、梅雨が長いこと、夏場も台風が多いこと、秋冬はどんよりとした日が多いことなどが上げられます。
これに加えてコンクリートづくりの多い沖縄では、屋根防水のリフォーム工事がとても多く、新聞の折込チラシにも多数のリフォーム業者が広告を出しています。リフォーム天国沖縄!
話を戻しますが、ごーやー荘でも数年前に防水塗装を施したのですが、強い日差しと度重なる風雨でその効果は4~5年です。
雨が降ると母屋と洗面コーナーをつなぐ屋根の隙間から大量の雨漏り。これを改善させないことにはその後のリフォームも先に進みません。
塗料選び
先程も書いたように、沖縄はリフォーム天国。ホームセンターに行くと、防水塗装関係の製品がたくさんあります。
近所のホームセンター「メイクマン」で購入。
いつもお世話になってます。
塗る箇所の面積をある程度想定して購入しますが、店頭で見たところ3Lが一番小さいサイズ。一斗缶1万円近くで販売もしてますが、そうなると屋根全部塗る勢いなので、今回はこのサイズ。
お近くにホームセンターがない方はこちらで。
リフォーム関係のサイトを読んでて防水塗装の上に「コート剤を塗る」と書いてあり探してみるもメイクマンにはなく、店員さんに訊いてみましたが「必要ないですよ。もし剥がれとかあるなら、プライマーがうまく塗れてないか下地が濡れていたりするのが原因なので、ジェットで下地を綺麗にした後十分乾燥させてください。」とのこと。
ということで、今回購入はプライマーと塗料のみ。
下地の清掃
しばらく天気が晴れが続きそうな日を選んで、まずは屋根の清掃とウォータージェットで苔などをおとしていきます。(画像撮り忘れ)
1~2日乾燥させた後、プライマー塗装(画像撮り忘れ(汗)
防水塗料を塗る
そして防水塗料を塗っていきます。
塗料はウレタン系なので普通のペンキと比べて、ややモチッとした感じでザラついてます。なので刷毛で塗るにもなかなか伸びていきません。塗るというより叩いて伸ばして乗せていく感覚です。
ヒビのある部分は2回塗りをしたり。2~3ミリ以上の隙間になっているところはパテで隙間を埋めた後にプライマー→塗料したほうが良いでしょう。
本当は全面やったほうがいいんでしょうけど、塗料の分量と相談しながら、今回はヒビや隙間の部分とその周辺という感じで塗っていきました。
こんなもんで大丈夫かいな、と思うかもしれませんが、沖縄の強い日差しと台風などの風雨で耐用年数は4~5年といったところですし、このくらいの広さならそれくらいの年数の間隔でよいかなと割り切って、防水塗装完了です。
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