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コーポレート・ガバナンス関連ニュース(2020/5/3)

ノルウェー政府系ファンド、英バークレイズの気候変動対策を支持

【注目ポイント(記事一部引用)】ノルウェーの政府系ファンド(SWF)、政府年金基金グローバルは、5月7日に開く英金融大手バークレイズ<BARC.L>の年次総会で、同社取締役会が提案している気候変動対策に賛成票を投じる方針を明らかにした。


株主総会、延期1割止まり スカパーやオリンパスなど

【注目ポイント(記事一部引用)】新型コロナウイルスの感染拡大で決算や監査の業務が滞り、株主総会を延期するかどうかが焦点になっている。東京証券取引所が1日公表した定時株主総会調査では延期を検討・決定した企業はオリンパスなど1割に満たなかった。開催日を6月末の期限ギリギリまで遅らせる企業が増え、最終週の集中度は例年以上に高まる見通し。各社がそろって3月末に配当や議決権の基準日を設ける横並びの問題が新型コロナで浮き彫りになった。


ステークホルダーと歩む 企業、公益担ってこそ

【注目ポイント(記事一部引用)】「公金を株主に回すのか」。独アディダスは強い批判にさらされ、配当の撤回を余儀なくされた。新型コロナウイルスの影響で業績が悪化し、4月1日から従業員約1200人を、政府支援を受けて雇用を維持する「クルツアルバイト(短縮労働)」という制度の対象としていた。企業が労働時間を減らす一方、落ち込む賃金の一部を政府に補填してもらう仕組みだ。


コロナ危機下でアクティビストはどう動いているのか?

【注目ポイント(記事一部引用)】株式を買い付けて議決権を握り、経営陣を送り込んで会社の資産を奪う。そうした投資家はハゲタカ・乗っ取り屋などと呼ばれ、必ずしもよい印象を持たれていません。本連載に登場するアクティビストもそういうものではないかと思われる方も多いかもしれません。しかし、サン電子の記事で書いたように、最近のアクティビストの活動はそうしたものと大きく異なっています。もちろん、アクティビストは企業価値の向上という「果実」を得るために株式を買い付け、その保有株数を活かして株主提案を行います。しかし、過去のハゲタカ・乗っ取り屋と大きく異なるのはその保有株数が少ないことです。


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