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コーポレート・ガバナンスニュース(2020/5/29)

*詳細はこちらにて公開しています。

物言う株主にコロナの受難 ハーツ破綻、毒薬条項も

【注目ポイント(記事一部引用)】
大物アクティビスト(物言う株主)が相次いでコロナ禍の受難に見舞われている。22日に経営破綻した米レンタカー大手のハーツ・グローバル・ホールディングスの大株主は物言う株主として知られる米著名投資家のカール・アイカーン氏だ。国内では旧村上ファンド出身者が設立したエフィッシモ・キャピタル・マネージメントの一部保有株の売却が明らかになった。物言う株主の苦境が広がれば、株式市場の新陳代謝機能が低下し、成長を促す中長期の投資マネーが流出する可能性がある。


「物言う株主」に対照的な対応をしたキリンとソフトバンク、日本企業の異質な構造

【注目ポイント(記事一部引用)】
キリンホールディングス株式会社(以下、「キリン」)とソフトバンクグループ株式会社(以下、「ソフトバンクG」)が今年3月に取った「アクティビスト(物言う株主)」への対照的な対応は、新型コロナ危機がもたらした予想できない変化の中で、日本のコーポレートガバナンス(企業統治)の現状を切り取ったスナップショットのようである。


アックマン氏、バークシャーやブラックストーンへの投資引き揚げ

【注目ポイント(記事一部引用)】
アクティビスト(物言う投資家)のビル・アックマン氏は米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイや、ブラックストーン・グループ、パーク・ホテルズ・アンド・リゾーツへの投資を解消したと、27日の電話会議で明らかにした。


天馬、米ファンドから取締役 6月総会で提案

【注目ポイント(記事一部引用)】
プラスチック製造を手掛ける天馬は27日、「物言う株主」とされる米投資ファンド、ダルトン・インベストメンツグループから取締役を招くと発表した。同グループ傘下のダルトン・アドバイザリー代表取締役、林史朗氏の選任議案を6月の定時株主総会に提出する。天馬はベトナム子会社の贈賄疑惑を巡り、第三者委員会から企業統治の機能不全を指摘されている。外部の目を入れることで、経営の透明性向上やコスト削減などの取り組みを加速する。

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