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コーポレート・ガバナンス関連ニュース(2020/4/27)

テスラの取締役に日本の元年金運用責任者…1年半続いた取締役会の混乱に終止符

【注目ポイント(記事一部引用)】テスラ(Tesla)は、日本の投資家、水野弘道氏が取締役会に加わることを4月23日の規制当局への提出書類で公表した。同社の取締役会は18カ月に及ぶ騒動に終止符を打てるかもしれない。水野氏は最近まで、日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の最高投資責任者を務めていた。同法人の運用規模は160兆円以上で、約8億7400万ドル(約950億円)相当のテスラ株も保有している。それまで水野氏はニューヨーク、サンフランシスコなどで金融関係の職に就いていた。


配当より雇用維持を 機関投資家、コロナ対応で転換

【注目ポイント(記事一部引用)】新型コロナウイルスの感染拡大で雇用不安が高まる中、世界の機関投資家が企業に従業員を守るように求め始めた。運用額約5800兆円の団体は、企業に解雇を避けるよう求め、配当減を容認する姿勢を打ち出した。投資家が連携し、製薬企業へ開発などでの協調を促す動きも出る。短期的な利益追求より、社会課題に向き合う方が長期的な成長につながると株主の考えが変わってきた。

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