カフェ

コーポレート・ガバナンス関連ニュース(2020/1/22)

「1年で退任」のもう一つの理由、三菱UFJFGで異例の社長人事

【記事のポイント】三菱UFJフィナンシャル・グループの三毛兼承社長が1年で退任する人事を発表。メガバンク初の理系出身トップとして亀沢宏規氏が後任になることが話題となっているが、一方で三毛社長は就任後わずか1年での退任となる。三毛氏の決断は、2021年春とされる頭取交代人事を見越し、経営陣一新に向けた布石との見方があるとみられる。


イオンが23年ぶり社長交代、非「岡田」に託すデジタル転換

【記事のポイント】イオンが23年ぶりの社長交代を決めた。創業家の岡田元也社長が会長に退き、イオンモール社長を兼ねる吉田昭夫副社長が社長に昇格。吉田氏が自らの課題として掲げたのはデジタル化。米アマゾンのようなEC事業者が、従来型の小売企業の顧客を奪うとされる現実に対する脅威へどのように対処していくか、今後の経営手腕に注目が集まる。


買収防衛策、東芝機械「週内に諮問」村上氏「暴挙だ」

【記事のポイント】旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスは21日、東芝機械株のTOB実施を発表。実質的な大株主である村上世彰氏は日本経済新聞の取材に書面で応じ、東芝機械の買収防衛策が発動された場合、「差し止め仮処分などの対応をとる」としている。


象印マホービンの大株主に中国の家電大手 社外取締役の選任要求

【記事のポイント】中国の家電大手、ギャランツの創業家が代表を務める投資ファンドは21日、象印マホービンの株式13・5%を取得したと明らかにし、象印に対し社外取締役の選任を求める株主提案を行ったと発表。象印の海外事業などに懸念があるためとしている。象印側は提案を拒否。来月19日の株主総会に向け両者の動向に注目が集まっている。ギャランツは世界の電子レンジ市場で高いシェアをもち、生活家電での協業も視野にあるとみられる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?