大人は定期テストがなくなる、いいこと?
こんにちは。埼玉県春日部市のデイサービスでリーダーをしている後藤と言います。お父さんを4年、作業療法士を9年、管理職をさせてもらって1年になります。
日々の気づきを、少しずつ記しています。
今日のテーマは、
大人は定期テストがなくなる、いいこと?
です。
学生は、学校にもよると思いますが、中間テスト、期末テスト、学年末テストなどの定期考査がありますよね。
加えて、教科毎の小テストがあります。
学生と違い、大人になると、「定期テスト」がなくなります。
一見、ラッキーと思えますが本当でしょうか?
テストは、先生からしたら、成績をつけるのに必要ですが、学生から見ても、自分の理解度を確かめるチャンスになります。
振り返りの機会を定期的に学校が設けてくれています。
仮に定期テストや小テストがなければ、自主的に学習できる人と、そうでない人で大きな差がつくでしょう。
ちなみに、全国には、定期テストを廃止して、大改革をもたらした学校もあるようです。↓
高校や大学、専門学校を卒業すると、基本的にテストを行ってくれる人はいなくなります。
なんて冷たいんでしょうか。
自分で、振り返る機会を作る人と、そうでない人では、圧倒的に差がつくのは明確です。
先日、当デイサービスに「実地指導」が入りました。
実地指導とは、
都道府県および市町村から担当者が介護サービス事業所へ出向き、適正な事業運営(ケアマネジメントやコンプライアンスにのっとった業務)が行われているか確認するもの
です。
別に、悪いことをしているから来るわけではありません。
介護保険事業をしていれば、定期的に必ずきます。
私、これまで「実地指導」は嫌なものだと思っていました。
悪いことしていないのに、パトカーを見るとビビるような感覚です。
でも、今回管理者側として、実地指導に臨んで気が付きました。
「実地指導って、めっちゃ有り難いじゃん!!!」
ということです。
実地指導を迎えるに当たり、今一度施設基準や人員基準、書類の不備、記録が残っているかを確認しました。
これって、実地指導がなければ、おそらくやらなかったかもしれません。
また、業務や書類作業の「棚卸し」ができました。
おかげで、自分がやるべき仕事か、任せても良いのか、分けることができたし、
業務のスリム化、システム化を再編することができそうです。
この1ヶ月は、残業もあり、休日も仕事したりで、正直くたびれましたが、おかげでメリットも多くありました。
今回得られた気付きは、大人は、成長したければ、自分で振り返る時間を設けていく必要がある、ということです。
振り返りの時間、作れていますか?
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